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 発達教育学部
 教育学科 心理学専攻
 
教授
広瀬   雄彦
HIROSE Takehiko

1959年生まれ

その他の所属・職名
発達教育学研究科 心理学専攻博士前期課程 指導教員
発達教育学研究科 教育学専攻博士後期課程 指導教員

職歴
学校法人帝塚山学園帝塚山小学校教諭  1985/04-1988/03 
三重大学講師(教育学部附属教育実践研究指導センター)  1988/04-1990/03 
三重大学助教授(教育学部附属教育実践研究指導センター)  1990/04-1997/03 
文部省在外研究員(長期) カナダ(Waterloo大学 visiting scientist)  1994/03-1995/01 
京都女子大学文学部助教授  1997/04-2004/03 
京都女子大学発達教育学部助教授  2004/04-2006/03 
京都女子大学発達教育学部教授  2006/04-現在 

出身大学院
大阪教育大学大学院  修士  教育学研究科    1985/03  修了  国内   

出身学校
大阪教育大学  教育学部    1982/03  卒業  国内   

取得学位
博士(教育学)  京都大学  2007/03/23 

学生及び受験生へのメッセージ
大学に入学したら、自分の選んだ学問領域を学ぶのですから、高校時代よりしっかり学習時間を確保しましょう。   

研究分野
認知心理学 
教育心理学 

著書
日本語表記の心理学 -単語認知における表記と頻度-  北大路書房    2007/03      これまでの日本語単語認知研究における漢字とかなを比較した表記差研究の問題点を指摘し、新たに単語と表記の親近性という観点からそれらの研究を捉えなおすことができることを明らかにした。また、単語認知研究における主要な効果である頻度効果を、単語と表記の親近性と関わる頻度の表層的側面と、それとは独立した深層的側面から説明できることを実験的に明らかにした。1-191頁。 
精選コンパクト教育心理学  北大路書房    2006/09      認知的アプローチによる動機づけの解説を行なった。特に、内発的動機づけや、動機づけと原因帰属、自己の認知との関係について述べ、教室での学習への動機づけのための方法について言及した。また、評価が学習を支援するという観点から、教育評価の目的、評価の目的、多様な評価のあり方について述べた。54-64頁と129-140頁を担当。著者は、北尾倫彦、中島実、林龍平、広瀬雄彦、高岡昌子、伊藤美加。 
作業記憶と学習困難  信山社    1999/04      本書はC.HulmeとS.Mackenzieによるもので、学習困難と作業記憶との関係を明らかにしようとしたものである。作業記憶を単なる記憶の一時的な貯蔵庫と考えないとすれば、ここでの問題が学習困難と強く結びつくという考えを実験的に明らかにし、また、作業記憶を訓練によって改善することで、学習困難をある程度克服できる可能性を示唆している。114-142頁。訳者は、八田武志、川上綾子、林多美、広瀬雄彦。 
情報の伝達と理解 (視聴覚メディアと教育方法 第3章)  北大路書房    1999/03      人間における情報の伝達あるいは理解のメカニズムを理解するために、符号化という側面からコンピュータと人間を対比して述べた。これによって、人間のコミュニケーションや記憶における、コンピュータとは異なる能動性を明らかにした。42-59頁。編者は井上智義。 
学校での問題行動をいかに解決するか -短期戦略的アプローチの実際-  二瓶社    1996/04      本書は、E.S.Amateaによるもので、学校という限られた場面における児童生徒の問題行動解決のための効果的な方法として短期戦略的アプローチを提案している。そして、本章ではその具体的な実践例として登校拒否の事例を取り上げ、一連の介入がどのように行われるのか、どのような場面に適用可能なのかを理解明らかにしている。173-182頁(第11章 登校拒否の子どもの事例)を分担。編訳者は、市川千秋、宇田光。 
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論文
スキーマの個別性が虚再生に及ぼす影響-目撃証言の観点から-  心理学研究、75(6)(日本心理学会)  学術雑誌  共著    2005/02        目撃証言における虚再生の生起に及ぼすものの一つとして目撃内容や場面に関するスキーマの個別性という要因を導入し、その効果を実験的に検討した。個別性の高いスキーマを有する被験者群では、個別性の低いスキーマを有する被験者群より多く、実際には提示されたビデオクリップにはなかった場面を想起した。この結果から、目撃内容や場面に関するスキーマの個別性の高低が目撃証言の信憑性に影響する可能性について考察した。471-478頁。著者は、田中晶子、広瀬雄彦、高岡昌子。 
視覚的単語認知における頻度効果の再検討  教育学・心理学論叢(京都女子大学大学院文学研究科研究紀要)  大学・研究所紀要  単著    2003/03        視覚的単語認知研究における頻度効果に対する数多くの疑義を検討しその問題点を指摘した。そして、その効果を単一のメカニズムで説明することよりもむしろ、頻度というものを深層的側面と表層的側面という2側面で捉え、それら2側面が複合的に作用して頻度効果が生じるという考え方を同音偽単語(pseudohomophone)を用いた諸研究をもとに提案した。さらに、そのことを実験的に検証する言語材料として、多様な表記文字を持つ日本語表記が最適であると結論づけた。69-85頁。 
表記文字と語彙表象-刺激語の表記が連想語に及ぼす効果の検討-  京都女子大学大学院文学研究科教育学専攻博士課程完成記念論文集  大学・研究所紀要  単著    2000/03        無意味音節からの連想語に及ぼす、刺激のモダリティや表記文字の影響を検討した。具体的には、1音節(研究1)および2音節(研究2)無意味音節を聴覚提示する条件、ひらがなで視覚提示する条件、カタカナで視覚提示する条件という3条件における連想語の違いを外来語含有率を従属変数として検討した。結果より連想語の外来語含有率に及ぼすモダリティおよび表記文字の効果が明らかとなり、語彙表象のモダリティおよび表記形態への依存性が示唆された。155-173頁。 
Differences in the Auditory Selective Attention and Vigilance Performance of High and Low Child Soroban Achievers.  Psychologia, 39(2)  学術雑誌  共著    1996/06        児童のそろばん学習者を習熟度によって上位群、下位群に分け、それぞれの群の選択的注意の検討を行った。用いた課題は、異なる3人から聞こえてくる3種類の会話のうち指定された1つを聞き取る課題であった。結果より、上位群の児童の選択的注意は下位群の児童よりも優れていることが明らかとなり、珠算の熟達と選択的注意の関連性が指摘された。109-117頁。著者は、八田武志、広瀬雄彦、川上綾子。 
Reading Disabilities in Japan: Implications from the Study of Hemisphere Functioning. In I. Taylor & D. R. Olson (Eds.) Script and Literacy. Chapter 15  Kluwer Academic Publishers  学術雑誌  共著    1995        他の国とは異なる表記システムを持ってはいるが、読書障害の率は他国と同様に存在し、したがって、表記自体は読書障害の重要な要因ではないことを明らかにした。また、子どもにおける読み能力と大脳半球機能を検討した複数の実験から、それらは強い関係を持ってはいるが、主に左右半球の共働と読み能力が大きく関わっていることが明らかとなった。また、低次の知覚力と読み能力は無関係であることも示された。231-246頁。著者は、八田武志、広瀬雄彦。 
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担当授業科目
大学  教育心理学I 
大学  教育心理学 
大学  心理学入門演習I 
大学  心理学実験I 
大学  心理学実験II 
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所属学会
日本心理学会 1982-現在  国内
日本教育心理学会 1982-現在  国内