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 発達教育学部
 教育学科 音楽教育学専攻
 
准教授
荒川   恵子
ARAKAWA Keiko

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職歴
大阪芸術大学 非常勤副手  1985/04/01-1986/12/31 
職業訓練法人 大阪ヒューマン・アカデミー 非常勤講師   1993/04/01-1999/03/31 
大阪大学 非常勤ティーチング・アシスタント  1994/12-1998/02 
大阪職業能力開発短期大学校(現 近畿職業能力開発大学校) 非常勤講師  1997/10-1999/03 
京都女子大学 文学部 教育学科 音楽教育学専攻 非常勤講師  1998/04/01-1999/03/31 
京都女子大学 文学部 教育学科 音楽教育学専攻(現発達教育学部 教育学科 音楽教育学専攻)専任講師  1999/04/01-2005/03/30 
大阪大学 人間科学部 非常勤講師  2004/10-2005/03/31 
大阪大学大学院 人間科学研究科 非常勤講師   2004/10-2005/03/31 
京都女子大学 発達教育学部 教育学科 音楽教育学専攻 准教授  2005/04/01-現在 

出身大学院
大阪大学  博士  文学研究科  芸術学専攻(音楽学)  1998/03/15  修了  国内   

出身学校
大阪芸術大学  芸術学部  文芸学科  1985/03/31  卒業  国内   

取得学位
博士(文学)  大阪大学  1998/03/25 

職務上の実績
国語科中学校教諭一種免許取得  1985/03/31   
国語科高等学校教諭二種免許  1985/03/31   

学生及び受験生へのメッセージ
大学での学びは、自分で探求する喜びに満ちています。知的好奇心旺盛に、知の探検を楽しみましょう。   

研究分野
音楽学 
音楽知覚認知 

キーワード
①演奏様式の変遷について
②演奏の知覚と認知について
③鑑賞指導について 

研究テーマ
演奏様式の変遷について  演奏様式 音響解析、テンポ変化 音量変化、オリジナル楽器  1993-  録音資料に残る20世紀の名演奏家の演奏を分析する。音響解析を行い、テンポ変化や音量変化のデータをもとに様式変遷を検証し、変化を生み出す原因について歴史的背景や芸術哲学の変化などを射程に入れて考察する。
鑑賞指導について  演奏比較、科学教育  2000-  小学校以降、社会人までは演奏比較を行う鑑賞指導を提唱し、幼稚園では科学的興味を喚起する内容を導入して構成。
音楽と科学のコラボレーションによるアウトリーチ  幼児 幼小連携 音楽 科学 アウトリーチ  2010- 

著書
演奏を支える心と科学(翻訳)  誠信書房  282-309  2011/09  R.パーンカット,G.E.マクファーソン編著 安達真由美,小川容子監訳    Richard Parncutt & Gary E. McPherson (ed.) The science & psychology of music performance (Oxford University Press 2002)の翻訳。演奏に関する医学、脳科学など学際的研究による科学的論文集を日本の音楽教育学と音楽心理学の研究者達で共同翻訳出版した。各論文は研究分野の異なる二人の翻訳者が担当し、議論しながら進めるシステムをとっている。 担当箇所 「第12章 イントネーション 音楽演奏におけるピッチ感覚とは」(松永理恵と共著) 
音楽と感情の心理学(翻訳)  誠信書房  1-8  2008/10  P.N.ジュスリン,J.A.スロボダ編著 大串健吾,星野悦子,山田真司監訳    心理学、人類学、医学など様々な領域における音楽と感情の研究紹介の論文集である。日本音楽知覚認知学会の音楽と感情研究会で平成16年~平成17年に輪読し、そこから今回の翻訳出版へと繋がった。冒頭のコンセプトに関する部分を担当した。「第1章 音楽と感情 はじめに」 (Music and Emotion:Theory and Research / Oxford University Press 2001)の翻訳 
音は心の中で音楽になる―音楽心理学への招待  北大路書房  152-153, 175-177  2000/03  谷口高士監修    音楽を媒介として起こる人間の知覚・認知・思考・感情・発達などのメカニズムやプロセスを解説した本書の中で、研究成果を紹介する箇所の一部を担当した。 
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論文
幼稚園における音楽と科学のコラボレーションによるアウトリーチ活動の成果と課題-「海の生き物探険」をテーマとした子どもの目と耳と知的好奇心に訴える演奏会を通じて  関西楽理研究会発行『関西楽理研究』   学術雑誌  共著  33, 32-52  2016/12  豊田 典子 , 荒川 恵子 , 豊田 秀雄 , 岡林 典子 , 内田 博世 , 谷口 高士      2016年、大阪及び京都府下の私立幼稚園2園において、海の生き物探険をテーマとした音楽と科学のコラボレーションの訪問演奏会を行った。演奏会中の子どもの画像を記録し、教職員、保護者等へのアンケート調査と主任教諭へのインタビューを行い、追跡調査として、演奏会後の園児の行動変容について、教諭による観察報告を得た。それらを分析した結果、本演奏会において①子どもの興味に沿ったテーマ設定の妥当牲、②ピアノ及びマリンバといった子どもにとって身近な楽器によるクラシック音楽選曲の妥当性と生演奏による傾聴効果③パペット人形の使用効果、④ジンベエザメ原寸大の巨大な絵の使用による視覚的効果、⑤身体表現を用いた参加型演目導入の効果、という5つの成果が確認され「子どもの目と耳と知的好奇心に訴える演奏会」であったことが示唆された。それをふまえて本演奏会の意義と今後の展望について考察した。 
幼稚園における演奏会で科学を学ぶー動物の糞からいのちと地球の不思議を学ぶ音楽と科学のコラボレーションによるアウトリーチ活動の試み  京都女子大学『発達教育学部紀要』  大学・研究所紀要  共著  12, 59-68  2016/02  荒川恵子 豊田典子 内田博世 谷口高志      日本学術振興会の科学研究費助成研究の一環であり、幼児を対象とした音楽と科学のコラボレーションによるアウトリーチ活動についての継続研究である(JSPS課題26350249)。京都市内私立幼稚園で「糞から知る動物の食性、行動様式、胃腸の構造」「食物連鎖」「雪の結晶」を学び、落語「転失気」とハメモノ(雪・幽霊)の内容を含む構成で行った幼稚園訪問演奏会を対象として分析を行った。観察の結果、演奏会では、クラシック作品を聴く際、指揮する、リズム打ちするなどの反応が見られ、科学の話や落語も集中して聞くことができる様子が見られた。後日の主任へのインタビューによると、演奏会中、科学の内容に強く興味を持つ言動が見られる園児がいたとのことだった。演奏会の影響がどのように普段の保育に出ているのかを検証する為に、教諭の記述による追跡調査を行った。落語の模倣や、配布した関連性のある絵本を熱心に読み、演奏会で触れた科学的内容について話し合ったりと興味の広がりを示す様子が見られ、本演奏会の影響が強く出ていることが分かった。 
幼稚園訪問演奏会における音楽と科学のコラボレーションの内容検討 -鳥の生態と音の物理的側面に焦点を当てた実践例を用いて-  関西楽理研究会発行『関西楽理研究』  学術雑誌  共著  32,, 88-112  2015/12  荒川恵子 豊田典子 豊田秀雄 谷口高志      日本学術振興会の科学研究費助成研究の一環であり、幼児を対象とした音楽と科学のコラボレーションによるアウトリーチ活動についての継続研究である(JSPS課題26350249)。大阪府下私立幼稚園で「留鳥と渡り鳥」「地球の公転と季節」「楽器の長さによる音高の違い」を学ぶ内容で構成した訪問演奏会に関する報告である。演奏会の最中、園児達には耳馴染みのないクラシック作品を聴く際にも、指揮する、リズム打ちするなどの反応が見られた。ともに鑑賞した保護者、教諭らのアンケート調査でも演奏会に対する評価が高かった。演奏会の影響がどのように普段の保育に出ているのか検証する為に、追跡調査用紙に教諭らに記述してもらい、その内容によって「音楽」「鳥カード」「鳥カード展開」「地球カード」「地球カード展開」「ドレミパイプ」「ドレミパイプ展開」の7項目にカテゴライズし、カウントし、分類整理した。幼稚園の保育室では、ヴァイオリン演奏を模倣する園児や、各クラスに配布した鳥の画像のカード、ドレミパイプを活用した新しい遊びへの展開が見られ、本演奏会の影響が強く出ていることが分かった。 
幼児を対象とした音楽と科学のコラボレーションによるアウトリーチ活動の可能性-和楽器・天体・気象をテーマとして-  京都女子大学『発達教育学部紀要』  大学・研究所紀要  共著  11, 71-80  2015/02  荒川恵子、豊田典子、豊田秀雄、岡林典子、内田博世      日本学術振興会の科学研究費助成研究の一環である(JSPS課題26350249)。音楽鑑賞研究グループ「カンパネラ」として、2011年から取り組んできた、幼児を対象とした音楽と科学のコラボレーションによるアウトリーチ活動についての継続研究である。ダジック・アース(4次元地球儀)を用いて天体(地球の公転、自転、四季の移り変わり)、気象(雪、雪の結晶)、和洋楽器比較(三味線、ギター)、ハメモノ(雪・幽霊)の内容で構成した訪問演奏会について分析した。演奏会の影響がどのように普段の保育に出ているのか追跡調査をすることが課題であったため、ギターを貸し出したところ、影響が見られた。園児の観察、反応の分析及び教諭、保護者らによる評価の分析、考察の部分を担当した。 
科学的内容を導入したプログラムによる幼稚園訪問演奏会の実践 -天体と音の物理的側面に着目して-  『Human Sciences:大阪人間科学大学紀要』  大学・研究所紀要  共著  13, 57-73  2014/03  豊田典子、豊田秀雄、荒川恵子、岡林典子、内田博世      天体及び音の物理的側面に着目して行った音楽と科学のコラボレーションによる演奏会について報告した。探査機でなければ見ることのできない部分まで見せることが可能な4次元地球儀ダジック・アース(京都大学大学院・理学研究科・地球物理学教室 代表 齊藤昭則氏制作)の2M球を用いて、惑星について紹介し、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、コントラバスを用いて、楽器の弦の長さと音程の関係について示した。園児の行動について、1)演奏会前、2)演奏聴取時、3)科学的内容の聴取時の3場面を対象として定量化し比較した。特に、ヴァイオリンのピチカート奏法では多くの園児が笑うなど、園児独自の特徴的な音楽享受の反応が見られた。企画、コーディネート、内容構成、園児の反応の分析及び教諭、保護者らによる評価の分析、考察の執筆と担当した。 
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研究発表
学会発表  幼稚園訪問演奏会における「音楽と科学のコラボレーション」の内容検討 ―生物の生態から自然のサイクルを学ぶ内容を中心としてー  日本音楽表現学会第13回美ら島大会(於:沖縄県立芸術大学)  2015/06/21  日本学術振興会の科学研究費助成研究の一環であり、音楽鑑賞研究グループ「カンパネラ」として、2011年から取り組んできた、幼児を対象とした音楽と科学のコラボレーションによるアウトリーチ活動についての継続研究である(JSPS課題26350249)。2幼稚園において行った、生物の生態から自然のサイクルを学ぶ内容の訪問演奏会について報告した。大阪府下A幼稚園では、「留鳥と渡り鳥」「地球の公転と季節」「楽器の長さによる音高の違い」を学ぶ内容で構成し、京都市内B幼稚園では「糞から知る動物の食性、行動様式、胃腸の構造」「食物連鎖」「雪の結晶」を学び、落語「転失気」とハメモノ(雪・幽霊)の内容も含み構成した。演奏会では、両園とも園児達が耳馴染みのないクラシック作品を聴く際、指揮する、リズム打ちするなどの反応が見られ、科学の話や落語も集中して聞くことができた。演奏会の影響がどのように普段の保育に出ているのか教員の記述による追跡調査を行ったところ、影響が見られた。追跡調査によると、A幼稚園の保育室では、ヴァイオリン演奏を模倣する園児や、各クラスに配布した鳥の画像のカード、ドレミパイプを活用した新しい遊びへの展開が見られ、B幼稚園でも配布した関連性のある絵本を熱心に読み、興味の広がりを示す様子が見られた。 
学会発表  幼児を対象とした音楽と科学のコラボレーションによるアウトリーチ  全国保育者養成協議会第53回研究大会(於:ホテルニューオータニ博多)  2014/09  日本学術振興会科学研究費助成研究の一環である(JSPS課題26350249)。音楽鑑賞研究グループ「カンパネラ」として、2011年から取り組んできた、幼児を対象とした音楽と科学のコラボレーションのアウトリーチ活動について、そのコンセプトと内容を紹介した。そして、その継続として行った2014年のダジック・アース(4次元地球儀)を用いた天体と和・洋楽器比較に着眼する内容の実践報告及び教諭、保護者らによる評価の分析を行った。企画、コーディネート、内容構成、園児の反応の分析及び教諭、保護者らによる評価の分析、考察の部分を担当した。 
シンポジウム  音楽鑑賞研究グループ「カンパネラ」の幼稚園におけるアウトリーチ  ダジックアース研究会(於:京都大学)  2014/03/24  京都大学大学院理学研究科地球科学ふく合部ダジック・チームの文部科学省宇宙科学技術推進調整委託費(平成25年度-平成27年度)によるプロジェクトの一環として研究会が開催され、ダジックアース(4次元地球儀)を用いて活動する仲間、ダジックアース・フレンズとして認定され発表した。音楽鑑賞研究グループ「カンパネラ」が、2011年から取り組んできた、幼児を対象とした音楽と科学のコラボレーションのアウトリーチ活動のコンセプトと2013年のダジックアースを用いた天体と音の物理的側面に着眼する内容を中心に報告を行った。企画、コーディネート、内容構成、園児の反応の分析及び考察の部分を担当した。 
学会発表  感性を養い科学への興味を喚起する音楽鑑賞会の試み -幼稚園訪問演奏会の実践報告より-  日本音楽表現学会 第10回ブルー・ヴァレイ大会(於:山梨大学)  2012/06  幼児に音楽を傾聴する経験を持たせることと科学への知的好奇心を喚起することの重要性を考慮して、生演奏と科学的な話を主軸に据えて幼稚園訪問演奏会を行った。「食物連鎖」、「天体」をストーリーの主軸に据え、①恐竜の絶滅と隕石、②菌類の働き、③食物連鎖、④環境破壊、⑤地球、⑥月の運行及び皆既月食について平易な言葉で解説した。園児の行動分析を行う為、1)演奏会が始まる前、2)演奏の聴取時、3)科学的内容の話の聴取時の3場面を対象として、各20秒ずつデータをとった。これらについて報告した。企画、コーディネート、内容構成、園児の反応の分析及び教諭、保護者らによる評価の分析、考察の部分を担当した。 
学会発表  感性を育み科学的興味を喚起する音楽鑑賞会プログラム開発に向けて-幼稚園訪問演奏会の事例報告をもとに-  関西楽理研究会 第115回例会(於:京都女子大学)  2012/06  幼児に音楽を傾聴する経験を持たせることと科学への知的好奇心を喚起することの重要性を考慮して、生演奏と科学的な話を主軸に据えて幼稚園訪問演奏会を行った。単に科学的な知識の習得に留まらず、生命について生の連環の中で考えることのできる「食物連鎖」、観察・分析する習慣を身につけられるようにと「天体」をストーリーの主軸に据えて構成した。活動の意義、プログラム内容、今後の可能性などについて考察し報告した。企画、コーディネート、内容構成、園児の反応の分析及び教諭、保護者らによる評価の分析、考察の部分を担当した。 
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その他研究業績
幼稚園訪問演奏会活動  2000/02-現在  芸術活動  共同  京都及び大阪の幼稚園にてプログラムを考案、企画、実施 (音楽・造形・身体表現融合、落語、伝統文化、科学的内容など) 
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担当授業科目
大学  音楽文化研究Ⅱ 
大学  音楽文化基礎演習Ⅱ 
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社会活動
ザ・フェニックスホール共催公演「フェニックス エヴォリューション シリーズ」選考アドヴァイザー  2009/03-2009/08   
本願寺教学伝道研究センター 仏教音楽・儀礼研究所 委託研究員  2007/04-2011/03  京都女子大学の所蔵する仏教洋楽作品群などを研究。作品について、成立経緯について、歴史的背景について研究。 
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所属学会
日本音楽表現学会 2005/06-現在  国内
京都大会事務局長 2010/01-2010/06
関西楽理研究会 1999/04-現在  国内
総務、会計 2002/04-現在
美学会 1998/09-現在  国内
日本音楽教育学会 1998/09-現在  国内
副編集委員長 2012/04-2014/03/31
国際経験美学会 1997/04-2003/12  国内
第7回大会実行委員 2002/01-2002/07
日本音楽知覚認知学会 1994/11-現在  国内
常任理事 2015/04/01-現在
国際大会実行委員 2008/04-現在
理事 2003/04-現在
情報処理学会 1993/04-現在  国内
日本音響学会 1992/04-現在  国内
関西支部評議員 2011/04-現在
日本音楽学会 1991/04-現在  国内
編集幹事 1994/04-1997/03