English
 家政学部
 生活造形学科
 
教授
諸岡   晴美
MOROOKA Harumi 

リポジトリへのリンク

名誉教授授与大学名
富山大学(第83号)

その他の所属・職名
家政学研究科 生活造形学専攻博士前期課程 指導教員
家政学研究科 生活環境学専攻博士後期課程 指導教員

取得学位
家政学修士  奈良女子大学  1978/03 
学術博士  奈良女子大学  1987/03 

学生及び受験生へのメッセージ
私のゼミでは、温熱的に快適であるための衣服素材はどのような性能をもつべきか、その素材で作られたアパレル(被服)を着用した場合の体温調節反応への影響について人体生理量を測定することにより解析しています。また、イライラ、リラックス、ウキウキ、ボンヤリといった心理反応を脳波解析により明らかにしようと試みています。気にいった洋服を着用すると誰もがウキウキとし、心が楽しく活性化するでしょう。この効果を高齢者に適用することは、認知症予防にも繋がることが期待されます。
さらに近年、例えば靴下に圧迫の非常に強いものが市販されています。この靴下は、疲れやむくみ抑制に効果的です。しかし、欠点もあります。そこで、欠点をなくするにはどのような設計が必要か、心地よく着用でき、健康によい靴下の設計とは何か、同様にアパレルの素材や設計についても研究しています。企業との共同研究もたくさん行っています。
『アパレルはおもしろい!』、ゼミ生はそんな思いで日々楽しく研究に取り組んでいます。これを読んでいる高校生の皆さん、ぜひ一緒に研究しませんか。   

賞罰(賞)
繊維機械学会賞技術賞(社団法人日本繊維機械学会)  2007/06 
日本繊維製品消費科学会学会賞(社団法人日本繊維製品消費科学会)  1999/06 
第12回衣服研究奨励賞(社団法人衣服研究振興会)  1991/02 
日本繊維製品消費科学会奨励賞(社団法人日本繊維製品消費科学会)  1987/06 

研究分野
アパレル材料学 
衣環境論 
感性工学 

キーワード
アパレル材料、健康・快適を訴求したアパレル設計、人体生理、消費性能、高機能素材、シニア、QOL、 

研究テーマ
シニアの健康・快適な衣生活を支援するための被服衛生学的研究  シニアの健康,加齢,衣環境,衣生活支援,QOLの向上  2013-2016 
人体生理を指標にした高弾性衣料レッグウェアの開発研究  人体生理、高弾性衣料、レッグウェア、血流、筋電図・心電図  2013- 
局所加温衣服の設計に関する研究  局所加温,衣服設計,心電図,皮膚温  2014- 
ユニバーサル仕様のレッグウェアに関する研究  動作解析,歩行,  2014- 
高機能加工布の皮膚性状に及ぼす影響  高機能加工、皮表角層水分量、皮膚粘弾性  2016- 
高機能加工布のクーリング効果  高機能加工,クーリング、熱中症  2016- 
コンプレッションウェアに関する研究  コンプレッションウェア,衣服圧,筋電図・心電図  2017- 
シニアの健康とQOLの向上を目指した繊維製品の設計に関する研究  [シニア、QOL、繊維製品、設計]   
脳波測定による感性解析に関する研究  [脳波、感性解析]   
快適科学に基づく高弾性衣料の設計に関する研究  [快適科学、高弾性衣料、設計]   

著書
日皮協ジャーナル  日本産業皮膚衛生協会  137-147  2017/11  諸岡晴美     
Biophilia 生命科学の未来を考える―電子版,Vol.5, No.4  株式会社アドスリー  18-24  2017/01  諸岡晴美     
被服学事典  朝倉書店  362,363,364,410,411  2016/10  牛腸ヒロミ,布施谷節子,佐々井啓,増子富美,平田耕造,石原久代,藤田雅夫,長山芳子 編    担当箇所4.1.2.(生理衛生学的性質)b.透湿性,4.3.2.(運動機能と着装) a.着衣の変形と拘束性 
アパレル生理衛生論  日本衣料管理協会  73-115  2016/03  日本衣料管理協会編    担当部分:第3章 アパレルの拘束性と運動機能性 
衣服の百科事典  丸善出版株式会社  28-29,120-121  2015/04  日本家政学会編    担当部分:pp.28-29「1.環境と衣服 着衣の変形・拘束理論」,pp.120-121「5.被服材料Ⅱ 運動機能性」 
詳細表示...

論文
つまずき予防機能をもつ靴下に関する歩行動態および筋電図解析からの検討  繊維製品消費科学  学術雑誌  共著  58/ 11, 59-66  2017/11  坂下理穂,諸岡晴美    10.11419/senshoshi.58.11_921   
女性ファンデーション用編布の素材と編構造が熱・水分移動特性に及ぼす影響  被服衛生学  学術雑誌  共著  36, 8-12  2017/02  中橋美幸,金丸亮二,和田猛,諸岡晴美      本研究では、温熱的に快適な女性ファンデーションを開発することを最終目標として、その基礎研究として、女性ファンデーション用編布の繊維素材、編構造の違いが熱・水分特性に及ぼす影響について皮膚モデルにより明らかにした。 
年齢・身体特性・ブラの種類が動作時の胸部動態・着装感に及ぼす影響  繊維製品消費科学  学術雑誌  共著  58/ 1, 80-89  2017/01  薩本弥生,丸田直美,斉藤秀子,諸岡晴美      若年群、中年群の被験者を対象に、胸部の身体特徴を把握するため身体形状、胸部圧縮変形量、脂肪厚、衣服圧を計測した上で、3種のブラ着装時およびブラ非着装時の前方挙上動作時の動態把握をハイスピードカメラによる三次元動作解析により実施し、動作時のブラ着装時のズレ防止や防振性の観点からの快適性に年齢・身体特性・ブラの種類が及ぼす効果を明らかにした。 
高齢者の歩行動態を表す特徴量の抽出とそれに影響を及ぼす要因  繊維製品消費科学  学術雑誌  共著  58/ 1, 55-63  2017/01  坂下理穂,諸岡晴美      高齢女性および若齢者を被験者として、膝関節・足関節・足趾関節における角度・角速度・角加速度について検討し、高齢者の歩行動態の特徴を的確に表現しうる特徴量を抽出した。また、その特徴量に影響を及ぼす要因として、ストライド長および積分筋電図との関係を明らかにした。 
着圧利用のアパレル開発―弾性靴下のユニバーサル仕様を視野に入れて―  デサントスポーツ科学  学術雑誌  共著  37, 10-17  2016/06  諸岡晴美,坂下理穂,村﨑夕緋      血栓予防靴下の欠点である強圧からくる皮膚血流阻害や圧ストレスを抑制するユニバーサル仕様の弾性靴下設計のための基礎的指針を得ることを目的とし、椅座位時および仰臥位時における脚各部の圧迫が血液循環系および自律神経系に及ぼす影響を検討した。 
詳細表示...

研究発表
学会発表  卵殻膜・リン脂質同時加工布の温熱的着用性能  日本家政学会被服衛生学部会第36回夏季セミナー(信州大学)  2017/09/03   
学会発表  Effects of Wearing Stumbling-resistant Socks on Gait Dynamics in Elderly and Young People  The 14th Asian Textiles Conference (The Hong Kong Polytechnic University)  2017/06/28   
学会発表  卵殻膜・リン脂質同時加工布がヒトの皮膚性状に及ぼす影響  日本繊維製品消費科学会2017年年次大会  2017/06/25   
学会発表  人体生理反応からみた環境温度29℃および38℃におけるクーリング方法の検討  日本繊維製品消費科学会2017年年次大会(京都女子大学)  2017/06/24   
学会発表  暑熱環境下におけるクーリング方法が体熱放散に及ぼす影響  日本家政学会第69回大会(奈良女子大学)  2017/05   
詳細表示...

その他研究業績
機能性を訴求した弾性ウェアの現状と開発  2017/12-2017/12  その他  単独   
繊維製品の物理的・化学的性質がヒトの皮膚性状に及ぼす影響  2017/11-2017/11  その他  単独   
ユニバーサル仕様の衣料設計を考える  2017/09-2017/09  その他  単独   
「衣服圧の影響と利用」 アパレル生理衛生論セミナー  2016/11-2016/11  その他  単独   
詳細表示...

受賞学術賞
繊維機械学会賞技術賞(社団法人日本繊維機械学会)「テーピング機能をもつ弾性タイツの開発」における研究功績による  2007/06  国内 
日本繊維製品消費科学会学会賞(社団法人日本繊維製品消費科学会)「被服の着用感に関する研究」における研究功績による  1996/06  国内 
第12回衣服研究奨励賞(社団法人衣服研究振興会)「衣服内気候可変型スキーウェアの開発に関する研究」における研究功績による  1991/02  国内 
日本繊維製品消費科学会奨励賞(社団法人日本繊維製品消費科学会)「家庭洗濯による乳幼児肌着の物性ならびに風合い変化とその着用性能に関する研究」における研究功績による  1987/06  国内 
詳細表示...

担当授業科目
大学  衣環境論 
大学  アパレル材料学1 
大学  アパレル繊維・材料学実験Ⅱ 
大学  衣生活概論 
大学院  生活環境学特殊研究1 
詳細表示...

社会活動
「テーピング機能をもつ弾性タイツの開発について」 TES会北陸支部新会員歓迎特別講演会講師  2016/12-2016/12   
「シニアの健康を支援する衣服―衣服による支援を知るために―」 日本家政学会被服衛生学部会公開講座講師  2016/12-2016/12   
「衣服圧の影響と利用」 アパレル生理衛生論セミナー講師  2016/11-2016/11   
詳細表示...

委員歴・役員歴
※ 2005年以降のみ記載
・文部科学省教科書用検定調査審議会専門委員(2005-2006)
・富山市教育委員会委員(2005-2011)
・富山市廃棄物減量等推進審議会委員(2005-)
・放送大学学園「衣生活の科学(`06)」分担協力講師(2006-2009)
・文部科学省初等中等教育学習指導要領改善協力者(2006-2009)
・富山市都市計画審議会委員(2009-2011)
・独立行政法人大学評価・学位授与機構 短期大学評価専門委員(2010-)
・富山県私立学校審議会委員(2010-)
・北陸3県繊維産業クラスター協議会 研究開発部会 新商品開発支援事業 新商品開発ワーキンググループ 委員(2010.8-2011.3)
・NPO法人日本着圧協会副理事(2010-)
・一般社団法人日本衣料管理協会,繊維製品品質管理士(TES)試験委員(2012.1-),常任委員会(2017.4-)
・教科用図書検定調査審議会専門委員(2012.4-2013.3)
・公益財団法人大学基準協会分科会委員(2016.4-2017.3)
・一般社団法人カケンテストセンター評議員会(2016.6-)
・日本繊維製品消費科学会 会長(2015.7~2017. 6)
・日本繊維製品消費科学会 顧問(2017.7~ )
・日本繊維製品消費科学会 オリンピック・パラリンピック委員会委員長(2016~)
・日本家政学会被服衛生学部会 夏季セミナー実行委員長(2017.1~2017.9)