著書
公開件数:12件
No. 書名 出版社名 担当頁 出版日 著者名 ISBN 概要
1 グローバル金融資本主義のゆくえ
ミネルヴァ書房

2013/04
鳥谷 一生
978-4-6230-6578-3

2 世界経済危機における日系企業
ミネルヴァ書房
219-240
2012/09


2008年世界金融危機勃発を契機に打ち出された中国・人民元「国際化」の現状と限界について、人民元建貿易取引決済勘定の受け入れ先ともなり人民元建債券取引(いわゆる「点心債」)市場ともなった香港金融市場との関わりで分析し検討した。
3 国際通貨体制と東アジア 「米ドル本位制」の現実
ミネルヴァ書房 (全327頁)

2010/01


本書は第一部理論篇と第二部実証分析篇の二つから構成される。第一部では,外国為替の理論から始まり,現代の国際通貨金融システム=「米ドル本位制」の存立条件を歴史的・理論的そして段階的に問い質すことを課題としている。第二部では,第一部で明らかにされた理論的視座から,先ずは1997年東アジア危機を取り上げ,危機が国際的金融資本取引及び為替取引の自由化により引き起こされていることを明らかにすると共に,中国・人民元為替相場制度論争及びアメリカ経常収支赤字持続可能性論争を整理しつつ,現代の国際通貨金融システムの危機的状況を分析して,国際的資産決済原理に立った国際通貨制度改革の方向性を記した。
4 世界経済 増補改訂 版
八千代出版 (全356頁)

2009/05


 上記研究業績著書8に,2008年アメリカ発世界金融恐慌の発生と2005年7月の中国・人民元為替相場制度改革等,新たな展開について加筆し,必要な修正を行なった(2部1章4「金融グローバル化とその破綻」pp.75-80,2部2章4「アメリカ発金融恐慌」pp.158-167,2部4章4「中国為替相場システムの改革」pp.311-316)。 (共著者:嶋田巧,鳥谷一生,佐々木純一郎,ヴィクター・リー・カーペンター,松浦一悦,山本和人)
5 世界経済
八千代出版 (全320頁)

2006/06


グローバリゼーションが展開する現代の世界経済は,90年代以降加速的な成長を遂げつつある中国経済の参入によって,今やアメリカ・EU・東アジアの三極構造を軸にして展開しつつある。その中で,70年代以降対外投資を梃子に東アジア地域におけるいわば牽引車としての役割を担ってきた我が国経済も,中国を含む東アジア地域の国際分業関係に再編され,今後は国際金融協力を通じ,戦後の米ドル体制との関係を如何に処していくか,大きな分岐点に立たされることは必至である。本書は,世紀を転換点として,グローバル化と共にむしろ鮮明化しつつある地域主義的動きに焦点をあてて,戦後の世界経済に歩みについて記すと共に,現代の世界経済・国際通貨金融システムの各論について体系的に明らかにしたものである。 (1部1章1「資本主義の発展と世界経済」,pp.3-10,1部3章「国際収支・外国為替と国際通貨金融システム」,pp.45-66,2部4章1「戦後日本経済の軌跡「国際化」」,pp.255-278,2部第4章2「東アジア通貨金融危機の発生と国際金融システム危機」pp.279-292担当,「中国為替相場システムの改革」pp.311-316)各章・節を執筆担当。) (共著者:嶋田巧,鳥谷一生,佐々木純一郎,ヴィクター・リー・カーペンター,松浦一悦,山本和人)
6 現代金融と信用理論2 現代国際金融の分析
大月書店 (全347ページ)

2006/02


 71年のブレトンウッズ体制と変動相場制への移行,そしてその後進んだ金融のセキュリタイゼーションとグローバリゼーションによって,現代の国際通貨金融は大きく変容し,ユーロ取引はもとより,ヘッジを投機が混交したデリバティブ取引によって,国際金融取引は複雑化精緻化する一方である。しかし,一方では,国民通貨或いはリージョナル通貨としてのユーロを管理する中央銀行・金融当局は依然その最終的責任を負うべきものとして存立している。本書は,信用理論研究学会編として,現代の国際通貨金融システムの意義と諸問題を理論的且つ実証的に解明したものであり,併せて21世紀における米ドル本位制の行方と将来の国際通貨金融制度を展望したものである。 (第4章第4節 グローバリゼーションと資本移動規制pp.176-185担当) (共著者:吉田真広,上川孝夫,紺井博則,藤田誠一,松本朗,高浜光信,前田淳,吉田賢一,平岡賢司,平勝廣,西倉高明,片岡尹,伊賀倉正司,入江恭平,川本明人,鳥谷一生,高懸雄治,神沢正憲,山口昌樹,毛利良一,星野郁,井上伊知郎,岩田健治,田中素香)
7 グロ-バル化と日本の経済・社会
ミネルヴァ書房 (全321頁)

2003/07


本書は,80年代以降展開してきたグローバリゼーションについて,日本の経済・社会の変容という視点から,その現状を把握に努めたものである。本書では,グローバル化による世界経済の構造変化とその歴史的位相,日本経済の構造変化と政策課題,日本企業の対応と課題,地域社会にもたらす影響とその対応について論じ,グローバリゼーション下における我が国経済・社会の問題と苦悩,課題と政策について解明したものである。 (第4章 金融のグローバル化と米ドル本位制の現代的位相-日・米・東アジアを中心に-pp.56-70担当) (共著者:高山英男,中野昌宏,薛進軍,鳥谷一生,阿部誠,松隈久昭,山本雄吾,高見博之,井田知也,宇野真人,野村健太郎,大羽宏一,石井まこと,宮町良広,丸山武志,豊島慎一郎,梶田真,奥田憲昭)
8 グローバル市場経済化の諸相
ミネルヴァ書房 (全306頁)

2001/03


 90年代以降のグローバリゼーションの動きは,貿易・投資・金融を通じ世界経済は益々緊密度を増してきている。しかし,経済のグローバル化を市場経済原理による世界経済の再編としてのみ理解するとすれば,それは現実を捉え損なう懸念がある。例えば,アメリカの通商政策一つとってみても,自由貿易主義を標榜しながらその実は極めて保護貿易主義の色彩が強いものであるあるからである。むしろ,グローバル化は,各国国民経済における産業再編・通貨金融危機処理のための社会的負担を増加させ,国民経済に多大な摩擦・軋轢を生み出しながら展開しているのが現実である。本書では,このような観点から,グローバル経済化に伴う主要国の経済的相克を分析し抉り出したものである。 (第3章 「円キャリー・トレード」と国際通貨金融危機pp-95-129担当) (共著者:嶋田巧,小野塚佳光,平勝廣,鳥谷一生,田中武憲,服部民夫,横井和彦,佐藤隆広,宇佐美好文,角井正幸,松浦一悦)
9 グローバル経済のゆくえ
八千代出版 (全308頁)

2000/06


1971年ブレトンウッズ体制の崩壊と変動相場制への移行,80年代以降の世界的レベルでの金融資本取引自由化と85年プラザ合意,更には95年のWTO成立を経るなかで,世界経済はグローバル化の度合いを一層高めることになった。しかし,グローバル化の進んだ世界経済は,90年代以降相次いで通貨危機・金融危機に見舞われ,近年では急激なグローバル化に伴う社会的コストが高くつくことへの反省が聞かれるだけでなく,更には99年EU通貨統合に見られるように,グローバル化とは対立する地域主義的動きも高まってきている。本書は,国際経済・国際通貨金融の基礎から始め,グローバル化と地域主義化とがせめぎ合う90年代以降の世界経済について分析したものである。 (Ⅰ部1章第二次世界大戦後の国際通貨制度の変容pp.3-21,2章1変動相場制の理論と現実pp.23-28,Ⅲ部2章東アジア通貨金融危機とIMFpp.207-239担当) (共著者:嶋田巧,鳥谷一生,前田啓一,松浦一悦,山本和人)
10 Basic Book金融論-理論・歴史・政策-
ミネルヴァ書房 (全328頁)

1995/05


1971年の金・ドル交換停止によるブレトンウッズ体制の崩壊と変動相場制への移行を契機に,第二次大戦後の国民国家・経済のあり方は大きく変容し,それと共に戦後の金融財政政策の基礎とされたケインズ政策も大きな見直しと余儀なくされるに至った。特に80年代以降においては,いわゆる金融のセキュリタイゼーション,金融のグローバリゼーションによって,各国金融経済のあり方と国際資本移動の結びつき方・関係が問われるようになった。そこで本書は,改めて通貨金融制度とは何か,銀行・証券の役割とは何かという理論的検討から始め,グローバリゼーション下のアメリカ・イギリス・日本の金融制度改革とその現状にまで立ち入って考察したものである。 (第14章 変動相場制pp.208~228,歴史と学説*為替相場の理論担当pp.229-230) (共著者:鈴木芳徳,野田弘英,原田善教,永田裕司,平勝廣,松尾隆,鳥谷一生,松浦一悦)
11 国際化の中の日本経済
ミネルヴァ書房 (全364頁)

1994/05


 1970年代のニクソン・ショックと円高不況,更には二度に及ぶ石油危機を経験した日本経済は,80年代に入るや世界に冠たる経済大国として搭乗するに至った。そして,80年代の金融資本取引自由化と85年のプラザ合意を契機とした円高によって,日本の製造業はもとより銀行・金融機関も世界大での取引拡大に邁進した。いわゆる「経済の国際化」である。特に80年代に入るや,東アジア地域におけるプレゼンスは大きく高まり,アジアNIESの成長を牽引する役割を演じるようになった。本書では,当時形成途上にあった東アジア地域の国際分業関係,緊密化する投資・金融取引に着目して,80年代~90年代初頭における日本経済の「国際化」について総合的に分析したものである。 (第9章 円の「国際化」の現状と限界pp.286-315担当) (共著者:内田勝敏,松浦一悦,磯野喜美子,山崎勇治,竹原憲雄,山本和人,前田啓一,嶋田巧,鳥谷一生,佐々木純一郎,須永努)
12 世界経済と南北問題
ミネルヴァ書房 (全358頁)

1989/04


第二次世界大戦後の資本主義経済の世界史的特質をとらえるにあたり,従来の考え方は,一般に中心部資本主義諸国の支配的蓄積態様に焦点をあてたものであった。そのため,発展途上諸国は世界経済の周辺部として位置づけられ従属的と一律に規定されてきた。そこで本書では,戦後の世界経済における発展途上国の内部構造に踏み込みつつ,激増する貿易・投資・金融取引の視覚から,先進諸国と発展途上国との規定―被規定の相互作用として戦後世界経済のダイナミズムを分析し俯瞰したものである。 (第9章 太平洋経済圏と円の「国際化」pp.179-214担当) (共著者:内田勝敏,辻忠夫,朴一,西口章雄,山根学,前田啓一,磯野喜美子,嶋田巧,鳥谷一生,神代修,立石博高,河合明宣,水田正史,門脇彰,山本和人,松浦一悦)