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 法学部
 法学科
 
教授
市川   ひろみ
ICHIKAWA Hiromi

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その他の所属・職名
法学研究科 法学専攻修士課程 指導教員

職歴
京都女子大学法学部教授  2011/04/01-現在 

出身大学院
神戸大学  博士前期  法学研究科    1991/03  修了  国内   
神戸大学  博士後期  法学研究科    1991/10  その他  国内   
ベルリン・フンボルト大学(Humboldt-Universit?t zu Berlin)  博士  社会科学研究科    1993/10  中退  国内   
神戸大学  博士後期  法学研究科    1996/03  単位取得満期退学  国内   

取得学位
修士(法学)  神戸大学  1991/03 

学生及び受験生へのメッセージ
権力をもたない「小さな人々」の心や思いといった「見えないもの」に関心があります。同時代を生きる70億の人々とどのようにかかわることができるのか、一緒に考えましょう。   

研究分野
国際関係論 
平和研究 

キーワード
国際関係論 平和研究 

研究テーマ
兵役拒否、個人の視点からみた紛争  兵役拒否、市民的不服従、紛争、兵士、平和運動、東ドイツ   

共同・受託研究希望テーマ
兵役拒否、市民的不服従         
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著書
兵役拒否の思想 -市民的不服従の理念と展開-  明石書店  全272  2007/12  市川ひろみ     多様な兵役拒否の実態を類型化し、市民的不服従の観点から意義付けた。冷戦時の分断国家東西ドイツ、および統一ドイツの例から、兵役拒否者による運動を分析した。イスラエルの兵役拒否者は、パレスチナ占領に抗議して積極的に活動している。対テロ戦争に対して米独の軍人が、命令拒否・脱走という方法で異議申し立てを行っている。日本については、徴兵制導入時から敗戦までを概観した上で、軍事力による国際貢献を求める声が強まった現在における兵役拒否の意義を明らかにした。 
地域紛争の構図  晃洋書房  277~278頁  2013/01  月村太郎編著    「ミクロの視点からみた地域紛争―紛争の担い手と『戦後』―」地域紛争において武力行使している当事者および使用されている武器、攻撃方法に注目した。住民が紛争の当事者となり、生活の場、共同体が物理的・心理的な破壊の対象となるため、戦闘が終結しても、人々にとっての「紛争」は継続する。 
人間存在の国際関係論―グローバル化のなかで考える―  法政大学出版局  51-73  2015/03  初瀬龍平、松田哲編    「『対テロ戦争』の兵士と家族」米国では、ヴェトナム戦争後、徴兵制は廃止された。「対テロ戦争」に派遣されている米兵には、貧しく、将来の見通しのたたなに若者が少なくない。このような実態は、「貧困徴兵」と呼ばれている。彼らは、戦場で心身ともに傷つき、帰還後は、社会に復帰することが困難となることが多い。そのため、家族も多大な困難を負う。自身の経験から、反戦運動を行う兵士と家族もいる。 
国際関係論入門:思考の作法  法律文化社  269-283  2012/08  初瀬龍平編著    「平和運動」 主に第2次世界大戦後の平和運動について、概観した。それは、平和概念の包括化、運動の担い手・方法の多様化として捉えることができる。運動の方向性の変化としては、平和を脅かす外的な存在への糾弾から、自らの暴力性への自覚・内省への変化・拡大が重要である。「平和運動」、初瀬龍平編著『国際関係論入門:思考の作法』法律文化社、査読無、 
国際関係論の生成と展開―日本の先達との対話  ナカニシヤ出版  206-218  2017/03  高畠通敏-平和研究としての「市民政治学」     
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論文
対テロ戦争における兵士の市民的不服従  京女法学  大学・研究所紀要  単著  1/ 1, 227-243  2011/11        市民的不服従の観点から対テロ戦争における兵士による命令拒否および脱走について論じた。対テロ戦争の実態に直面し、その正当性に疑問を抱いた兵士の中には、ナショナルな存在からグローバルな視点をもつ市民への変化が見られる。 
『新しい戦争』と子どもの犠牲  平成19-21年度文部科学省科学研究費補助金基盤研究(B)研究成果報告書『「子どもの安全保障」の国際学的研究』(代表者初瀬龍平)  大学・研究所紀要  単著    2010/03         冷戦後の「新しい戦争」では、市民が攻撃対象とされる。子どもたちも戦争の当事者となり、殺し、殺される場面が増えた。子どもは成長期にあり、大人の保護を必要とするという特性から、戦争によって大きな影響を受ける。戦争によって社会基盤が破壊されると、大人も困難な状況に陥る。大人は子どもを十分に保護することができないばかりか、被害のしわ寄せを子どもに押し付ける。親が戦争で受けた心身への傷・障害が、子どもに受け継がれる場合もある。 pp.47-59 
抗命する義務―批判的服従を実践したドイツ連邦軍少佐  『わだつみのこえ―日本戦没学生記念会機関誌―』131号  大学・研究所紀要  単著    2009/11         ドイツ連邦共和国は徴兵制を導入する際、隣国(特にフランスとポーランド)に過去の軍隊とは決別していることを示す必要があった。そのために、連邦軍兵士は「制服を着た市民」であって、「能動的かつ良心に基づく服従、すなわち批判的服従をなさねばならない」とされた。連邦軍を監視するオンブズマンも連邦議会によって任命されている環境にあって、現実に批判的服従をなすことが可能となった。 pp.5-12 
「軍人の抗命権・抗命義務―イラク戦争への加担を拒否したドイツ連邦軍少佐に聞く―」講演翻訳  『法学館憲法研究所報』創刊号  大学・研究所紀要  単著    2009/07         パフ連邦軍少佐は、ソフトウエア開発に携っていた。しかし、米軍と密接な協力関係にあるためそのソフトウエアは米軍も利用し、国際法上違法なイラク戦争に加担することになるとして、2003年3月に任務を拒否した。2004年彼は、命令違反として降格処分となった。翌年、連邦行政裁判所は彼の主張を認め、現役の軍人に良心の自由に基づいて命令を拒否する権利を確認する画期的な判決を下した。 pp.42-52 
El papel de familias en la protecion de los soldados  IPSHU English Research Report Series No.23:Paz y seguridad humana  大学・研究所紀要  単著    2009/07         学術論文16の“Families acting as ‘semi-concerned persons’ to protect Soldiers”からスペイン語に翻訳された。 pp.93-108 
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研究発表
学会発表  「平和維持要員からみた構築」  人びとにとっての平和構築  2014/06/21   
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その他研究業績
京女法学  2013/01-現在  その他  共同  女子大学法学部の主に学生にとっての意義について、韓国における実地調査を踏まえて論じた。社会においてマイノリティである女性が、自身がマイノリティではない空間(=女子大)で、社会において優勢な考え方とは異なる見方を学ぶことによって、自らをエンパワーすることができる。 
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担当授業科目
大学  専門演習Ⅰ 
大学  国際関係論 
大学  平和と女性 
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教育実績
出席票による学生との双方向コミュニケーション  2014/04-現在  1年生演習および他学部生も数多く受講する「平和と女性」では、学生と教員の意思伝達手段の一つとして「出席票」を使用している。全15回分の学生による感想記入欄および教員のコメント欄を設けている。学生は毎回授業の最後に感想や疑問点などを記入して教員に提出する。教員はコメントを記入した出席票を次回授業時に配布する。これによって、授業終了時にはその学期の学びを振りかえることができる。教員にとっては、学生一人ひとりの学習状況について知る手がかりとなっている。 
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教科書・教材
『国際関係のなかのこどもたち』晃洋書房  2015   
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社会活動
京都AALA第39回定期総会 記念講演  2016/06/05-2016/06/05  戦争する国の現実―米軍と一緒に戦う戦争とは? 
東山平和ネット学習会 平和企画「戦争のリアル、安保法制のウソ」  2016/04/22-2016/04/22  「対テロ戦争」のリアル―米軍兵士の苦悩― 
京都家庭裁判所委員会委員  2015-現在   
「東山平和ネット」主催「平和のつどい」講師  2015/11/19-2015/11/19   
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