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 発達教育学部
 教育学科 教育学専攻
 
教授
山野   てるひ
YAMANO Teruhi

その他の所属・職名
発達教育学研究科 表現文化専攻修士課程 指導教員

出身大学院
神戸大学  修士  教育学研究科  美術科教育専攻  1993/03  修了  国内   

出身学校
京都市立芸術大学  美術学部  日本画科  1981/03  卒業  国内   

取得学位
教育学修士  神戸大学  1993/03 

学生及び受験生へのメッセージ
 美術することは、決して「上手に」絵を描いたり工作をすることではありません。色や形を通して
自分の身の周りの世界の有り様を読み取り表現する、感性的で知的な認識の方法です。子どもの造形活動の意味を学ぶ過程で、皆さんはきっと多くの新しい発見をされるでしょう。   

研究分野
教科教育学 

キーワード
図画工作科教育、幼児の造形表現、造形主義美術教育、表現教育、感性教育、総合芸術、クロスカリキュラム 

研究テーマ
造形主義美術教育の系譜  造形主義 芸術近代化運動 近代教育思想 美術史  1991- 
表現教育カリキュラムの開発  感性教育、表現教育、総合芸術、カリキュラム  2011- 
図画工作科教育とクロスカリキュラム  図画工作科教育 クロスカリキュラム  2015- 

研究費
保育士・教員養成課程における幼保小連携を踏まえた表現カリキュラムの開発  2011-2014  科学研究費  基盤研究(C)一般  独立行政法人日本学術振興会 学術研究助成基金助成金  保育士ならびに教員養成校の教育課程において、子どもの豊かな感性を育むことのできる表現教育の指導者としての資質と能力を育成するカリキュラムを、喫急の課題である小学校以降の教育活動への円滑な移行を踏まえた観点から新たに構築し、提案することを目的とする研究である。 
感性を育む表現教育のカリキュラム構築と構造化  2011-2012  学内特定研究    平成23年度研究経費助成   
ヨハネス・イッテンの創造と教育  2005-2006  その他    財)ポーラ美術振興財団  ヨハネス・イッテン財団長クラウス・イッテン博士(チューリッヒ大学)の協力を得て、イッテンの制作活動が教育活動と緊密に連動しながら展開されてきた様相を明らかにするためにチューリッヒのイッテン資料室所蔵の作品と蔵書の調査を行った。 
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著書
DVDでわかる!乳幼児の造形  サクラクレパス出版部  58-65,110-111  2016/04  保育の造形研究会編 淺野卓司・栗山誠・竹井史・丁子かおる・平野真紀・矢野真・山野てるひ  987-4-87895-136-7  保育を学ぶ学生や初任者を対象にDVDと書籍の連動によって、乳幼児の造形活動の事例に基づいて環境構成や指導・援助のポイントをわかりやすく示したものである。更に子どもの発達の流れや指導計画の立て方など、保育の造形表現の基礎から小学校の教科内容への接続や展開まで学べるようにした。担当箇所「題材集『絵』」58-65、「後伸びする『表現力』とは?」110-111 
日本の教育をどうデザインするか  東信堂  233-260  2016/03  村田翼雄・上田 学・岩槻智也編著  978-4-7989-1344-5  2013年発行の『現代日本の教育課題-21世紀の方向性を探る』の続編として、各教育分野における改革の課題と具体的な問題解決方法を示すことを主眼として編集されたものである。担当箇所「第11章 美術教育の新しい創造性に向けて」2020年東京オリンピック開催決定を機に「文化芸術立国中期プラン」のもと、様々な文化、教育施策がうちだされている。一方で、学校教育における芸術教育、美術教育は戦後最低の基準まで削減され、図画工作科や美術科における教育は極めて厳しい環境にある。この背反する文化状況が、イギリスを範とした国や地方行政の産業政策と緊密に結びついていることを明らかにし、そのうえで日本の学校美術教育は今後どのようにあるべきかを提言した。 
「保育士・教員養成課程における幼保小連携を踏まえた表現教育カリキュラムの開発」平成23-26年度 学術研究助成基金助成金基盤研究(c) 研究成果報告書 課題番号23531270  あいり出版  編著  2015/03  山野てるひ・岡林典子・ガハプカ奈美・鷹木 朗    平成23-26年度に学術研究助成基金助成金研究に採択された表現教育カリキュラム開発の研究成果をまとめた研究成果報告書(全162頁)である。 学生の個々の感覚を自覚的に研ぎ澄ます「身体感覚をひらくエクササイズ」と、そこで開かれた諸感覚を意識的に統合していく「五感をむすぶエクササイズ」の2段階にカリキュラムを編成し、再現可能で吟味の対象となるように授業実践の研究記録を記載した。またこの教育課程の内容が保育や小学校の教育内容にどのように繋がり展開できるのか、絵本を題材に教材開発し研究協力園で検証した実践事例を紹介した。 
感性をひらいて保育力アップ!「表現」エクササイズなるほど基礎知識  明治図書  共編著  2013/04  山野てるひ・岡林典子・鷹木朗編著  978-4-18-059116-9  保育を学ぶ学生や初任者を対象として、子どもの表現活動を指導する指導者の感覚を育成する具体的なエクササイズを中心に、表現の意味や表現教育の歴史、保育現場での指導のあり方や小学校教育への繋がりがわかるように編集したテキストである。 
幼児の造形ニューヒット教材集②立体造形・手づくりおもちゃ編  明治図書  共編  2012/04  東山明監修 浅野卓司・竹井史・山野てるひ編    高評された『幼児の造形ヒット教材集』の平成4年刊行から20年が経過し、保育の中の造形教育も変化してきている。近年の実践報告の中から不易なものや新しい工夫のある立体教材を精選し、保育の実践のヒントとなるように改めて纏めたものである。 
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論文
図画工作科の現状と問題-言葉による活動の重視について-  環境と健康  学術雑誌  共著  27/ 4  2014/12  環境と健康 編集委員会       
感性を育む表現教育のプログラム開発-「楽曲を描く」課題を中心に-  京都女子大学「発達教育学部紀要」第8号  大学・研究所紀要  共著  139-148  2012/02  岡林典子・ガハプカ奈美・山野てるひ       
音楽と造形の総合的な表現教育の展開-保育内容指導法(表現)の授業における「音環境を描く」試みから-  京都女子大学 「発達教育学部紀要」第6号  大学・研究所紀要  共著  47-59  2010/02  山野てるひ・岡林典子・ガハプカ奈美       平成20年度から着手した保育内容指導法「表現」における授業内容改善の継続研究で、学生の感性を育て子どもの総合的な表現を読み取り、援助する力を養う方法の一つとして擬音や自然音の動きと色や形を関連付けて体験する内容を開発した。(47-59頁に所収。共同研究につき本人担当部分抽出不能。著者:山野てるひ、岡林典子、ガハプカ奈美。) 
音楽と造形の総合的な表現の可能性-「保育内容指導法(表現)」の授業の試み  京都女子大学 「発達教育学部紀要」第5号  大学・研究所紀要  共著  121-135  2009/02  山野てるひ・岡林典子・ガハプカ奈美       幼稚園教諭、保育士養成課程の保育内容指導法「表現」における授業改善として、学生が総合的な表現の体験と考究が行えるカリキュラムを構築するための方法を検討した。(121-135頁に所収。共同研究につき本人担当部分抽出不能。著者:山野てるひ、岡林典子、ガハプカ奈美。) 
「研究ノート」再評価される上野リチの教育実践  美術科教育学会「美術科教育学会通信№70」  その他  単著    2009/02        2009年1月に京都国立近代美術館で開催された展覧会「上野伊三郎+リチ コレクション」の資料より上野リチの美術教育実践に着目し、ウィーンのチィゼックの美術教育思想と方法論が、戦後間もない時期に大阪と京都の高等専門教育に取り入れられていた事実を紹介した。 
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研究発表
学会発表  教員養成課程における音楽と造形の総合的表現教育試み(2)  日本保育学会第68会大会  2015/05/09  教員養成において子どもの表現を総合的に捉え、音楽や造形などの領域横断的なカリキュラムを実施している大学は近年著しく増加の傾向にあるが、その内容は劇やミュージカルの創作などに留まっている場合が多く、未だ不十分であることが指摘されている。このような現状を踏まえ、本研究では学生自身が音楽、造形、身体の動きなどの表現を相互に関連させ総合的に学習できる教材を開発することを目的としている。 
学会発表  教員養成課程における音楽と造形の総合的表現教育の試み(1)  日本保育学会第68回大会  2015/05/09  教員養成において子どもの表現を総合的に捉え、音楽や造形などの領域横断的なカリキュラムを実施している大学は近年著しく増加の傾向にあるが、その内容は劇やミュージカルの創作などに留まっている場合が多く、未だ不十分であることが指摘されている。このような現状を踏まえ、本研究では学生自身が音楽、造形、身体の動きなどの表現を相互に関連させ総合的に学習できる教材を開発することを目的としている。 
学会発表  保育士・教員養成課程における幼小連携についての課題-表現教育に関わる「領域」と「教科」をつなぐ教材の開発-  日本保育学会第67回大会  2014/05/18   
学会発表  表現教育のプログラム開発:歌唱指導につながる呼吸を知る―≪春の小川≫を題材に― 五感を通して気づきを感じる体験  第8回「感覚をつないでひらく芸術教育を考える会」研究発表会  2014/03/02   
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担当授業科目
大学  図工科教育方法論 
大学  教育学研究Ⅰ 
大学  教育学研究Ⅲ 
大学  教育学演習Ⅰ 
大学院  表現文化特論CⅠ 
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教育実績
教職実践演習  2014/09/15-現在   
教育学科、「保育内容指導法5」ニおける実践例  2013/09/01-2014/03/31   
初等教育学科、「保育内容指導法(表現)」における実践例  2008/04-2011/03   造形的表現と音楽的表現が関連をもたずにリレー教授していたカリキュラムを見直し、当該科目の本来のねらいが達成できる総合的な表現教育の内容を音楽領域の教員と連携して開発している。原理的な内容から実践的な保育指導案までを繋ぎ、現代の表現教育の課題が理解できるようにした。その成果は授業評価にも反映されつつある。 
教育学科、「教育学演習Ⅰ」における実践例  2006/09-現在  学校教育における美術教育ばかりでなく、社会教育における美術教育の状況や子どもの実態を体験的に学び、幅広い視野を養うことを目的としている演習科目である。平成18年度には兵庫県民局から依頼を受けた「ゆめまつり」における造形ワークショップを学生自身が企画運営できるように指導した。平成19年度からは地域の保育、教育に貢献しながら生きた実践力を養えるようにカリキュラムを編み、今熊野児童館の子ども達と交流するワークショップ実習を取り入れている。学生の授業アンケートにおいても高い満足度を得ている。 
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教科書・教材
音・色・形から広がる感性の世界 絵本リスト108  2016/05/30  日本学術振興会学術研究助成基金補助金基盤研究(C)「保育士・教員養成課程における幼保小連携を踏まえた表現教育カリキュラムの開発」の成果の一部である総合的な表現教育のための絵本教材を学生や初任者が用いやすいように冊子に纏めたものである。 
DVDでわかる!乳幼児の造形  2016/04/21  保育を学ぶ学生や初任者を対象にDVDと書籍の連動によって、乳幼児の造形活動の事例に基づいて環境構成や指導・援助のポイントをわかりやすく示したものである。更に子どもの発達の流れや指導計画の立て方など、保育の造形表現の基礎から小学校の教科内容への接続や展開まで学べるようにした。 
感性をひらいて保育力アップ! 「表現」エクササイズ&なるほど基礎知識  2013/04/19   
幼児の造形ニューヒット教材集①絵画・平面造形編  2012/02  著書の欄に再掲 
幼児の造形ニューヒット教材集②手づくりおもちゃ・立体造形編  2012/02  著書の欄に再掲 
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社会活動
第58回京都市立幼稚園こども展研究集会  2017/01/26-現在  京都市立幼稚園教育研究会が毎年開催する第58回のこども展を振り返り、「子ども展の作品を通して~絵を中心に~」というテーマで、その時々の保育のねらいに応じた題材や素材、画材の設定の重要さを具体的作品を通して解説し、造形活動でしか育てることのできない視覚リテラシーについて講演した。 
兵庫県立こどもの館平成28年度幼児教育研修会 【感性と表現に関する領域:表現】研修講座講師  2016/07/29-2016/07/29  「感覚から感性へ〜手触りから造形表現を広げる〜」のテーマのもとに、子どもの感覚を育むことの重要性を教育史から概観し、特に触覚が自己形成に大きな役割を果たしていることを紹介した。その上で粘土遊びを通して保育者自身が自身の感覚に気づき、相互に関わりながら楽しく造形表現を広げていく実習を行った。 
第57回京都市立幼稚園こども展研究会研究集会講師  2016/01/21-現在  京都市立幼稚園教育研究会が毎年開催する第57回の子ども展を振り返り、「表現を子どもと共に楽しむ保育」というテーマで、表現のための援助や指導の方法に悩む教諭に、どのようにして表現の楽しさを子どもと共に発見し共有していくのか講演した。 
第4回、第5回 GSユアサ 小学生ECO絵画コンクール 審査委員  2013/02/01-2014/01/28   
平成23年度姫路市造形教育研究会講師  2011/08/04-2011/08/04  研修会テーマ「まなざしを育む 見て、感じて、楽しんで、話し合う鑑賞活動を目指して」のもとに、幼稚園の実践研修部会において絵本を五感で感じ取り、楽しみながら身体の動きで表現する過程を本学岡林教授、ガハプカ准教授とともに講習した。 
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所属学会
美術科教育学会 1988/10-現在  国内
大学美術教育学会 1988/10-現在  国内
学会誌委員 2012/04/01-2016/03/31
実践美術教育学会 2012/02-現在  国内
日本保育学会 2005/04-現在  国内
京都市立芸術大学美術教育研究会 1981/04-現在  国内

委員歴・役員歴
平成12~15年度 兵庫県保育士試験委員(保育実習絵画)
平成14~17年度 芦屋市立美術博物館主催「童美展」審査委員
平成23~24年度 全国大学造形美術教育教員養成協議会事務局長
平成25~26年  第4回、第5回GSユアサ 小学生ECO絵画コンクール 審査委員