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 家政学部
 生活造形学科
 
准教授
青木   美保子
AOKI MIHOKO

1960年生まれ

その他の所属・職名
家政学研究科 生活造形学専攻博士前期課程 授業担当教員

職歴
京都女子大学・同短期大学部実験実習助手  1983/04-1987/07 
大阪成蹊女子短期大学非常勤講師  1991/04-2003/03 
平安女学院短期大学非常勤講師  1993/10-2003/03 
滋賀女子短期大学非常勤講師  1997/04-1998/03 
京都女子大学短期大学部非常勤講師  1998/10-2000/09 
大阪医療技術専門学校非常勤講師  2000/10-2004/03 
北大阪福祉専門学校非常勤講師  2002/04-2004/03 
京都光華女子大学短期大学部非常勤講師  2003/04-2004/03 
京都光華女子大学短期大学部専任講師  2004/04-2006/03 
神戸ファッション造形大学非常勤講師  2005/04-2007/03 
神戸ファッション造形大学専任講師  2007/04-2008/03 
神戸ファッション造形大学准教授  2008/04-2012/03 
京都工芸繊維大学文化遺産教育研究センター特任准教授  2010/01-2015/03/31 
京都女子大学・同短期大学部非常勤講師  2010/04-2011/03 
京都工芸繊維大学非常勤講師  2010/04-2011/09 
神戸女子大学非常勤講師  2011/04-2011/09 
大阪樟蔭女子大学非常勤講師  2011/09-2012/03 
京都女子大学家政学部准教授  2012/04-現在 

出身大学院
京都工芸繊維大学大学院  博士前期  工芸科学研究科  造形工学専攻  2003/03  修了  国内   
京都工芸繊維大学大学院  博士後期  工芸科学研究科  機能科学専攻  2007/03  修了  国内   

出身学校
京都女子大学  家政学部  被服学科  1983/03  卒業  国内   

取得学位
博士(学術)  京都工芸繊維大学  2007/03/26 

職務上の実績
NHKへの協力  2008/02  NHK総合(近畿エリア)で放送の「ぐるっと関西plus」で、神戸ファッション美術館展示企画「華やぐこころ-大正昭和のおでかけ着物展-」の解説を行った。 
日本HR協会への協力  2008/07  雑誌『創意 と くふう』への取材協力を行い、記事「大正・昭和の華やかきものに映し出された流行の仕掛け」に対話形式で紹介された 
繊研新聞社への協力  2008/08  繊研新聞社発行の雑誌『きもの』の記事、「記憶の寄り道」の執筆者へ、情報の提供、文章校正などの協力を行った。 
日経新聞社への協力  2009/05  Website「日経関西コンシェルジュ・きもののルーツ・小袖あでやか(09/05/01)」に対して、大阪市立美術館展覧会「小袖-江戸のオートクチュール-」の情報提供と、動画での小袖解説を行った。 
読売新聞社への協力  2009/08  夕刊読売新聞記事「『痴人の愛』銘仙の着物」の執筆者へ、情報の提供、文章校正などの協力を行った。 
京都工芸繊維大学美術工芸資料館所蔵の染織工芸資料の分析  2010/01  平成22年1月~現在
京都工芸繊維大学美術工芸資料館に寄贈された近代染織工芸資料の調査・分析作業を行っている。
京都工芸繊維大学が地元の染織産業と深くかかわってきた歴史的関係から、近代の染織資料を後世に残したいと近年、寄贈の申し出が相次いでおり、その調査・分析が美術工芸資料館の急務の課題となっている。しかし、同大学には、近代の染織の研究者が少ないのが現状であるため、学外の研究者として依頼を受け、この調査・研究にあたっている。 
明石ケーブルTVへの協力  2010/01  イメージキャラクターのデザインと着ぐるみの制作「とばピー制作プロジェクト」に関して、番組の撮影に協力した。 
染色技術記録動画(京美彫刻株式会社)  2010/06  平成22年6月~8月
京都工芸繊維大学文化遺産教育研究センターの活動の一環として、機械捺染の銅ロール製造工程を京美彫刻株式会社の協力を得て、動画で記録した。
機械捺染は、大正・昭和前期、大衆衣料の染色技術として注目され、大いに活躍した産業技術であったが、現在、この技術に携わる業者は激減し、染織を地場産業とする京都においても、残すところ数社となった。しかも、大量生産の安価な製品を生産する技術として、その評価は低く、この技術に関する記録はほとんど残っていない。この忘れ去られようとしている産業技術を、動画で記録し、アーカイブで保存するプロジェクトである。 
染色技術記録動画(太田重染工株式会社)  2010/06  平成22年6月~8月
京都工芸繊維大学文化遺産教育研究センターの活動の一環として、機械捺染の染色工程を太田重染工株式会社の協力を得て、動画で記録した。この動画は、上記の銅ロールによる捺染の工程を記録したものである。機械による染色工場の作業においては、職人の技術が見え難いところであるが、各工程に職人の技が必要であることをこの動画で記録し示すことができた。
記録は、編集して、展覧会「ここにもあった匠の技 機械捺染」において上映した。この展覧会での上映がきっかけで、NHKとローカルテレビがこの業界に注目し、同社は取材を受け番組で紹介された。担当:企画・制作 
近代京都の着物図案の調査  2011/04  平成23年4月~現在
文化学園大学文化ファッション研究機構のプロジェクト「近代京都の着物図案に関する研究」の活動の一環として、立命館大学、京都工芸繊維大学のメンバーとともに、京都市内の呉服店、百貨店、図案団体等が所蔵する着物図案を画像で記録し、あわせて聞き取り調査を行っている。
 地場産業との関係から、京都市内の多くの関連企業や団体は近代の着物図案を所蔵していると思われる。この近代の着物図案の所在の情報およびその画像データーを収集する活動である。 
京都新聞社への協力  2011/04  京都新聞夕刊記事「なつかしのきもの 大正・昭和の装いから」の執筆者へ、情報提供の協力を行った。 

学生及び受験生へのメッセージ
アパレル分野の勉強は、審美的視点と科学的視点のさまざまな角度からのアプローチが必要です。デザイン、ファッション、テキスタイル etc. 貪欲に学びアパレルのスペシャリストをめざしましょう。   

賞罰(賞)
第14回日本風俗史学会研究奨励賞(日本風俗史学会)  2008/11 

研究分野
服飾史、ファッションデザイン 

研究テーマ
日本における「美術」概念の再構築‐語彙と理論にまたがる総合的研究‐  美術概念、工芸史、ポストコロニアル  2013-2015 
デジタル・アーカイブ手法を用いた近代染織資料の整理と活用  近代日本、染織、デジタル・アーカイブ  2014-2017 
糊流し染「マドレー染」の復活における記録と希少染色技法を活かした新たなものづくりの可能性と事業化について  糊流し染、マドレー染、マーブリング  2015-2016 
近代京都の美術・工芸に関する総合的研究‐制作・流通・鑑賞の視点から‐  美術、工芸、制作、流通、鑑賞  2015- 

研究費
デジタル・アーカイブ手法を用いた近代染織資料の整理と活用  2016-2016  その他    立命館大学アート・リサーチセンター日本文化資源デジタル・アーカイブ研究拠点2015年度共同研究  本研究は、学術資料として俎上に上がっていない近代染織史に関連する資料の整理・蓄積をすすめるものである。近代染織史を研究するための資料は散在し、かつ未整理のものが大半であり、基礎的な資料調査が必要不可欠な段階にある。一方、近代の染織産業については聞き取り調査も研究手法の有効な手段であり、文献資料には残らない情報を収集することができる。そこで、本研究では、近代染織研究に必要な資料整理や調査を進めつつ、資料・情報を蓄積していく場を構築し、情報技術を駆使してその共有化を進める。この資料・情報の整理・蓄積・共有化は、染織研究関係者と染織業従事者へ新たな交流の場を提供することとなり、延いては染織業の活性化を模索する足掛かりとなるであろう。 
近代京都の美術・工芸に関する総合的研究‐制作・流通・鑑賞の視点から‐  2015-2018  科学研究費  基盤研究(B)一般  補助金   
糊流し染「マドレー染」の復活における記録と 希少染色技法を活かした新たなものづくりの可能性と事業化について  2015-2016  その他    文理融合・文系産学連携促進事業  本研究は、「マドレー染」という希少性の高い特殊な技術を復活させ新たなビジネスチャンスを模索することを目的とし、(1)「マドレー染」の染色工程を再現する様子、現存するマドレー染と復刻したマドレー染テキスタイルを動画・静止画等で記録・分析することにより、墨流し染と糊流し染の関係を歴史的に検証するとともに、(2)この特殊な染色技術を活用した新たなものづくりの企画・開発を行った。(3)また、本研究により製作したプロダクトの展示イベントを実施した。 
デジタル・アーカイブ手法を用いた近代染織資料の整理と活用  2015-2015  その他    立命館大学アート・リサーチセンター日本文化資源デジタル・アーカイブ研究拠点2014年度共同研究  本研究は、学術資料として俎上に上がっていない近代染織史に関連する資料の整理・蓄積をすすめるものである。近代染織史を研究するための資料は散在し、かつ未整理のものが大半であり、基礎的な資料調査が必要不可欠な段階にある。一方、近代の染織産業については聞き取り調査も研究手法の有効な手段であり、文献資料には残らない情報を収集することができる。そこで、本研究では、近代染織研究に必要な資料整理や調査を進めつつ、資料・情報を蓄積していく場を構築し、情報技術を駆使してその共有化を進める。この資料・情報の整理・蓄積・共有化は、染織研究関係者と染織業従事者へ新たな交流の場を提供することとなり、延いては染織業の活性化を模索する足掛かりとなるであろう。 
デジタル・アーカイブ手法を用いた近代染織資料の整理と活用  2014-2014  その他    立命館大学アート・リサーチセンター日本文化資源デジタル・アーカイブ研究拠点2014年度共同研究  本研究は、学術資料として俎上に上がっていない近代染織史に関連する資料の整理・蓄積をすすめるものである。近代染織史を研究するための資料は散在し、かつ未整理のものが大半であり、基礎的な資料調査が必要不可欠な段階にある。一方、近代の染織産業については聞き取り調査も研究手法の有効な手段であり、文献資料には残らない情報を収集することができる。そこで、本研究では、近代染織研究に必要な資料整理や調査を進めつつ、資料・情報を蓄積していく場を構築し、情報技術を駆使してその共有化を進める。この資料・情報の整理・蓄積・共有化は、染織研究関係者と染織業従事者へ新たな交流の場を提供することとなり、延いては染織業の活性化を模索する足掛かりとなるであろう。 
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著書
京都 近代美術工芸のネットワーク  思文閣出版  pp.14-19,26-33,136-158,他  2017/03  並木誠士、青木美保子、上田文、清水愛子、山田由希代、三宅拓也、岡達也、和田積希    本書は、近代京都の美術工芸について、ヒト・モノ・コトをキーワードに、そのネットワークという「面」から解説したものである。ビッグネームだけでは構築されない美術工芸の現場をあぶりだすことによって、よりビビットな美術史がみえてきた。 
被服学事典  朝倉書店  78,79  2016/10  牛腸ヒロミ他  978-4-254-62015-3  本書は被服学を歴史、人体整理、生産、流通、消費まで、一連の流れとして捉え直し、基礎から応用までを網羅した事典で、その歴史分野の昭和時代を分担執筆した。 
京都の墨流し染・糊流し染-その系譜と新たな可能性-  京都工芸繊維大学美術工芸資料館 立命館大学アート・リサーチセンター文部科学省 共同利用・共同研究拠点「日本文化資源デジタル・アーカイブ研究拠点」  全27頁  2016/10  青木美保子    本書は、立命館大学アート・リサーチセンター 日本文化資源デジタル・アーカイブ研究拠点共同研究「デジタル・アーカイブ手法を用いた近代染織資料の整理と活用プロジェクト」と京都産学公連携機構文理融合・文系産学連携促進事業「糊流し染「マドレー染」の復活における記録と希少染色技法を活かした新たなものづくりの可能性と事業化について」プロジェクトが企画し、京都工芸繊維大学美術工芸資料館で開催した展覧会「京都の墨流し染・糊流し染-その系譜と新たな可能性-」(会期:2016 年5月23日~6 月11日)の図録として、展覧会開催後に、その概要と展覧会に向けておこなった調査研究の成果を報告したものである。 
京都近代捺染産業の軌跡 ローラー彫刻の祖 武田周次郎とその後  京都工芸繊維大学美術工芸資料館 立命館大学アート・リサーチセンター文部科学省 共同利用・共同研究拠点「日本文化資源デジタル・アーカイブ研究拠点」  全27頁  2016/03  青木美保子、上田文    本書は、「立命館大学アート・リサーチセンター 日本文化資源デジタル・アーカイブ研究拠点 デジタル・ アーカイブ手法を用いた近代染織資料の整理と活用プロジェクト」が企画し、京都工芸繊維大学美術工芸資料 館で開催した展覧会「京都近代捺染産業の軌跡 ローラー彫刻の祖 武田周次郎とその後」(会期:2015 年12 月7 日~ 12 月18 日)の図録として、展覧会開催後に、その概要と展覧会に向けておこなった調査研究の成果を報告したものである。 
2010~2012年度 文部科学省委託 服飾文化共同研究拠点事業報告 近代京都の着物図案に関する研究      2013/03  山本真紗子,並木誠士,青木美保子,山田由希代, 加茂瑞穂     
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論文
「マドレー染」のドレス-復活した京都の希少染色技法糊流し染を活用して-  服飾文化学会誌〈作品編〉  学術雑誌  単著  9/ 1, pp.59-64  2017/03  青木美保子      京都で生まれた染色技法「マドレー染」は、昭和初期に人気を博した糊流し染の一種である。戦中に一時中断するも、戦後再び復活したマドレー染であるが、世代交代によって技術が途絶え、失われた染色技術となっていた。そこで、マドレー染という希少性の高い特殊な染色技術を復活させ、その技術を記録するとともに、復活したマドレー染を活かしてドレスを制作し、ビジネスチャンスに繋げる試みを行った。 
1960年代 日本におけるオートクチュールの受容 ₋大丸百貨店と大丸ドレスメーカー女学院にかかわった礒村春の活動を手がかりに‐  意匠学会誌『デザイン理論』  学術雑誌  単著  67号, pp.1~16  2016/01  青木美保子      本稿では、百貨店のデザイナーであり洋裁学校校長でもあった礒村の産業と教育の二つの領域を跨いでの活動を検証することで、百貨店と洋裁学校がオートクチュールをどのように受容していたのかについて考察した。大丸はパリのメゾンと提携しオートクチュールを販売するとともに、そこから学び取ったデザインセンスをもってパリ感覚のおあつらえを販売した。さらに大丸ファッション・ルームの顧問デザイナー達は自らがパリの地で目にし、肌で感じ取ったパリ・モードの情報を、教育者として洋裁を学ぶ多くの生徒達に伝えていた。このようにしてオートクチュールはパリ・モードとして受容されていたのである。 
大正・昭和初期における洋装下着の受容  京都服飾文化研究財団[服飾研究]Fashion Talks...  学術雑誌  単著  No.1, pp.10-15  2015/05        大正・昭和初期の洋装下着について、その文化確立前の混沌とした状況を考察した。洋装下着の曖昧な情報が飛び交う婦人雑誌を頼りに、婦人達は、それぞれの解釈をもって、ある人は家庭洋裁によって、ある人は既製の下着を購入することで、またある人は洋裁店に注文することで、洋装下着を受容した。こうして徐々に洋装下着の文化は確立しつつあったのだが、このような洋装下着受容の動きは戦争が近づく昭和10年代後半には中断してしまう。この時期の婦人雑誌の下着にまつわる記事は、物資不足のなかでエネルギー節約のための、モンペや標準服の下に着る防寒用の下着の作り方が目につく。そこには、「婦人股引」、「ズボン下」、「腹巻」など嘗ての華やかさは欠片も感じられない表記が並んでいるのである。 
現代の墨流し染 ‐現代の名工 薗部正典の技に注目して‐  『京都女子大学生活造形』  大学・研究所紀要  単著  60号, pp.55-60  2015/02        現代の墨流し染の技法に注目し、その技法を分析することで、この染色技術が、どのように伝統を伝承し、どのような変化を遂げ現代に至っているのかを明らかにした。 
染色芸術の世界‐鶴巻鶴一と中堂憲一-  京都工芸繊維大学美術工芸資料館展覧会図録『染色芸術の世界‐鶴巻鶴一と中堂憲一-』  その他  単著  p.10  2014/01  青木美保子      本書は、京都工芸繊維大学美術工芸資料館で開催された展覧会「染色芸術の世界‐鶴巻鶴一と中堂憲一-」に合わせ発行された図録である。 担当部分:p.10 「染色技術の近代化-鶴巻鶴一の功績から-」 明治後期から現代に至るまでの墨流し染技法の変遷を辿り、この技法が、時代に即した変化を伴いながらも途切れることなく伝承されていることを明らかにした。 
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研究発表
講演  京都の墨流し染・糊流し染 -その新たな可能性-  日本家政学会 被服構成学部会平成28年度 公開研究例会  2017/03/08  明治期から現代までの京都の墨流し染・糊流し染の系譜を辿ることで,この染色技法が時代に即しながら意匠や技術を変化させつつも伝承されてきた技法であることを提示するとともに,その過程において失われた技術である糊流し染「マドレー染」を復活させ新たな可能性を探る取り組みを紹介した. 
学会発表  60年代の大丸オートクチュール  日本家政学会 服飾史服・飾美学部会 2016年度 第3回研究会  2017/03/04  百貨店大丸が他の百貨店に先駆けて昭和28年から始めたパリメゾンとのオートクチュールのライセンス契約に注目し、そのライセンス契約が、日本のパリモードの受容とどう関係していたのかについて、その複合的な流れを明らかにした。 
講演  日本におけるパリ・モードの受容‐大丸ドレスメーカー女学院校長 礒村春の活動を手掛かりに‐  ディーズファッションフェス ファッションヒストリー@KYOTO  2017/02/18  百貨店大丸京都店でおこなわれたディーズファッションフェス ファッションヒストリー@KYOTOにおいて講演をおこない、1950年代、60年代の大丸百貨店が導入したパリメゾンとのオートクチュールに関するライセンス契約に注目し、大丸ドレスメーカー女学院との関係から、日本におけるパリ・モードの受容について解説した。 
その他  デジタル・アーカイブ手法を用いた近代染織資料の整理と活用2016年度の研究成果  立命館大学アート・リサーチセンター 日本文化資源デジタル・アーカイブ研究拠点全体カンファレンス  2017/02/18  立命館大学アート・リサーチセンター 日本文化資源デジタル・アーカイブ研究拠点2016年度公募研究の成果報告を行った。 
学会発表  近代京都における捺染産業の発展 -ロール彫刻業に注目して-  第57回日本風俗史学会大会  2016/12/04  機械捺染の原点に位置し、近代京都の機械捺染産業のなかで重要な役割を果たしたローラー彫刻の祖 武田周次郎に関わる資料(明治期の彫刻所開設、大正期の武田商会の資料等)を主な資料として、そこに、武田からつながる徳岡彫刻所、京美彫刻株式会社などの資料を加えることで、京都の機械捺染ロール彫刻業の流れを明らかにした。 
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その他研究業績
展覧会「伝統工芸をデザインする-マドレー染の新たな可能性-」  2016/11/22-2016/11/29  その他  単独  大正期に京都で考案された「改良流し染」の流れを汲み、昭和期の戦前戦後に人気を博した株式会社日比野の糊流し染「マドレー染」は、世代交代によって技術が途絶え幻の染色技法となっていた。本展覧会では、株式会社マドレーが所蔵する昭和期のマドレー染の資料と、そのマドレー染を復活させ新たな可能性を探る取り組みを紹介した。 
(展覧会企画)「京都の墨流し染・糊流し染-その系譜と新たな可能性-」  2016/05/23-2016/06/11  その他  共同  本展覧会では、明治期から現代まで、京都の墨流し染・糊流し染の系譜を辿ることで、この染色技法が時代に即しながら意匠や技術を変化させつつも伝承されてきた染色技術であることを確認するとともに、その過程において失われた技術である糊流し染「マドレー染」を復活させ新たな可能性を探る取り組みを紹介した。 
DVD「マドレー染の再現」制作  2016/04/26-2016/06/30  その他  共同  京都産学公連携機構文理融合・文系産学連携促進事業「糊流し染「マドレー染」の復活における記録と希少染色技法を活かした新たなものづくりの可能性と事業化について」の活動の一環として、マドレー染復活の記録DVDを制作した。 
展覧会「京都近代捺染産業の軌跡-ローラー彫刻の祖 武田周次郎とその後-」の企画監修  2015/12/07-2015/12/18  その他  共同  本展覧会は、機械捺染に関する研究の成果で、展示品の中心は、機械捺染の原点に位置し、近代京都の機械捺染産業のなかで重要な役割を果たしたローラー彫刻の祖・武田周次郎にかかわる資料であった。展覧会では、これまで進めてきた機械捺染についての研究成果をまじえ、武田周次郎が初めて開設した彫刻所や、大正期の武田商会、ヨーロッパ視察旅行などの資料を紹介することで、ローラー彫刻業が機械捺染の普及、発展に大きく貢献してきたことを検証することができた。 
展覧会「髙島屋コレクション きもの・装いの美 百選会・上品会の歴史」監修  2013/10/12-2013/12/23  その他  共同   
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受賞学術賞
第14回日本風俗史学会研究奨励賞  2008/11  国内 
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担当授業科目
大学  日本服飾史 
大学  ファッションデザイン学実習Ⅱ 
大学  アパレル製作実習 
大学  アパレル造形実習Ⅰ  
大学  衣生活概論 
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教育実績
成実研究室、青木研究室のゼミ生有志による個展「Kyojo Fashion 2017-私たちの服-」の指導  2017/02/02-2017/02/05  学生自らが個展を企画することも学びと捉え、学生主体の行事として、卒業制作作品を中心に、成実先生と青木の実習授業で制作した作品を加えて個展を開催した。加えて、他大学のファッション関係の教員も招いて講評会を行った。 
京都女子大学ニューイヤーコンサート2017出演者のドレス制作の指導  2016/08/08-2017/01/15  2015年7月、京都産学公連携機構「文理融合・文系産学連携促進事業」の助成を受けたプロジェクト《糊流し染「マドレー染」の復活における記録と希少染色技法を活かした新たなものづくりの可能性と事業化について》(研究代表者 立命館大学 鈴木桂子氏、研究分担者 京都工芸繊維大学 並木誠士氏・株式会社マドレー 日比野淳平氏・京都女子大学 青木美保子)を立ち上げ、1年間、この染色技術の復活に取り組み「マドレー染」を再現することができた。そのプロジェクト終了後、京都女子大学青木研究室では、この活動を引き継ぎ、マドレー染開発者の日比野治三郎氏の曾孫にあたる株式会社マドレー代表取締役 日比野淳平氏の活動に協力する形で、マドレー染の事業化に向け、創作活動を行っている。本コンサート出演者の纏うマドレー染ドレスは、その活動の一環として、本学生活造形学科4回生が、復活したマドレー染の生地を使用して、制作したもので、その制作指導をおこない、コンサートの前には展覧会で展示した。 
デコ&リメイクチャレンジ展に作品応募の指導  2013-現在  課外活動として生活造形学科の衣服製作系実習の受講生を対象に希望者を募り、年1回9月に開催されている大阪手作りフェアのイベント企画であるデコ&リメイクチャレンジ展への出品を指導している。 
京都女子大学生活造形学科フロアーショー(アパレル部門衣服製作系課題作品発表会)  2013/01-現在  以下の目的で年度末に、衣服製作系授業が合同で錦華殿においてファッションーを開催している。 ・課題作品発表の場を設けることで、制作意欲を高める。 ・制作した作品を学生自らが着装し自己の個性を表現する能力を養う。 ・構成、演出等を学生自らがおこなうことでプレゼンテーション能力を養う。 ・複数学年を対象とした成果発表の場を設けることで、学年を超えて交流し、互いを知り理解しあう。 
NPO法人京都古布保存会 時代布セミナー  「近代の染織」  2009/10-2009/10  NPO法人京都古布保存会のセミナーで、銘仙・お召・モスリンなど近代の染織についての講義及び京都古布保存会所蔵のコレクション資料の解説を行った。 
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社会活動
第七回帯留コンテスト・審査員  2016/11/17-2016/11/17  NPO法人京都古布保存会が開催した第七回帯留コンテストで、審査員として各受賞作品の選出を行った。 
NHKの番組への情報提供  2016/09/22-2016/11/18  NHK番組「歴史秘話ヒストリア」2017年1月13日放送「きもの千年のトキメキ」への情報提供 
新聞コラム「現代のことば」への寄稿  2013/07-2014/05   
NPO法人京都古布保存会顧問  2009/10-現在   
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所属学会
日本デザイン学会 2013/05/18-現在  国内
服飾文化学会 2012/04-現在  国内
国際服飾学会 2009/04-現在  国内
服飾美学会 2008/08-現在  国内
委員(企画) 2016/04-現在
日本家政学会 2006/10-現在  国内
関西支部役員 2016/04-現在
服飾史・服飾美学部会副会長 2015/04-現在
日本風俗史学会 2006/02-現在  国内
ファッションビジネス学会 2005/04-現在  国内
美学会 2001/04-現在  国内
美術史学会 2001/04-現在  国内
意匠学会 1992/04-現在  国内
役員 2014/04/01-現在