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 発達教育学部
 教育学科 教育学専攻
 
准教授
松岡   靖
MATSUOKA Yasushi

その他の所属・職名
発達教育学研究科 教育学専攻博士前期課程 指導教員

出身大学院
兵庫教育大学大学院  修士  学校教育研究科  教科領域教育専攻  1998/03/23  修了  国内   
広島大学大学院  博士後期  教育学研究科  学習開発専攻  2012/03/23  修了  国内   

取得学位
博士  広島大学  2012/03/23 

賞罰(賞)
学生アンケートによる優秀授業賞  2016/07/27 

研究分野
教科教育学 
教育学 
教育工学 

キーワード
社会認識教育学、授業研究,メディア論,授業開発、教材開発 

研究テーマ
メディア社会における社会科カリキュラム開発  社会科授業 メディア論 授業開発 カリキュラム開発  2012-  メディア社会に焦点化した社会科授業の開発とカリキュラム構成原理に基づき,社会科カリキュラムの開発・実践・検証を行う。
ESDの理念に基づく世界文化遺産学習の創造  ESD 世界文化遺産 観光教育 学習開発  2014-  ESDの理念に基づき,観光学の視点から世界文化遺産学習を構成する有意性を明らかにし,世界文化遺産に関する授業構成論理とその教材を提案する。
デジタル教科書を活用した社会科授業の構成原理  デジタル教科書 社会科授業 授業開発  2015-  社会科授業におけるデジタル教科書活用の方法論的観点を明らかにした上で,社会科授業開発とその可能性について論究する。

著書
『メディア社会に焦点化した小学校社会科カリキュラム開発研究』  風間書房  全260頁  2015/01  松岡 靖  978-4-7599-2068-0  本著では,メディア社会の特質に応じた小学校社会科カリキュラムの理論仮説を目標・内容・方法の点から明らかにした上で,理論仮説に応じて開発された授業を実証的に検討し,その妥当性について分析・検討したことを踏まえて,メディア社会における小学校社会科カリキュラムの構造を明らかにしている。 
「ESD的価値形成を意図した社会科「文化学習」の授業開発」『文化を基軸とする社会系教育の構築』  風間書房    2017/03  中村哲・關浩和・松岡靖・他13名    本著では、社会科「文化学習」の性格を示した上で,ESD的価値形成を意図した世界文化遺産教材の内容編成の論理に基づく,社会科「文化学習」の授業を具体的に明らかにした。ESDを方向概念と捉え,ESD的価値形成を図るために世界文化遺産教材を位置づけることで,ESD的価値形成を図る社会科「文化学習」の新たな教材の可能性を示した。 
「ESDの視点に立った世界遺産の教育実践」『観光教育への招待―社会科から地域人材育成まで―』  ミネルヴァ書房  67-86  2016/04  寺本潔,澤達大,大島順子,中村哲,松岡靖,高嶋竜平,沼田晶弘  978-4-623-07608-6  本著では,現状のESDに対する問題意識から,小学校社会科の世界遺産学習に焦点を当て,世界遺産学習のESDとしての意義を実証的に明らかにすることを目的とした。そのために,世界遺産「宮島」を事例に,「持続性」を可能にした社会の仕組みを「観光」の視点から読み解く授業について具体的に提案し,その可能性について論じている。 
「ICTリテラシーの育成」『若い教師のための小学校社会科Chapter15』  梓出版  75-79  2012/04  編者 須本良夫 著者 大杉昭英,大平橘夫,川田英樹,須本良夫,平野孝雄,新谷和幸,松岡靖,他9名    社会科教育におけるICTリテラシーの概念を規定した上で,ICTメディアの手段的活用としてグーグルアースを用いた授業とICTメディアの目的的活用としてアマゾンが存在するネット社会を読み解く授業について紹介した。社会科教育においてICTリテラシーを育成するとは,教科固有の目標に応じた資質の育成を目指すべきであり,ICTメディアが存在する社会構造を読み解くことであることを指摘し,ICTメディア活用の授業の在り方について論及した。 
「小学校:メディアリテラシーを育成する社会科の授業」『情報読解力を育てるNIEハンドブック』  明治図書出版  334-339  2008/12  編者 日本NIE学会 著者 小原友行,矢田部玲生,朝倉淳,阿部二郎,阿部昇,有馬毅一郎,松岡靖,他67名    新しいNIE学習の事例として,メディアリテラシーの視点から戦中の新聞を批判的に読み解き,その当時の社会の仕組みを認識した上で,新聞記者の行為を価値判断し,当時の新聞記者の立場で,新たな新聞を創造する授業実践内容を示した。実践した結果,多様な観点から戦中の社会状況とメディアと社会の関係性についても学ぶことができるといった社会科NIE授業の可能性について論じた。 
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論文
「災害社会学の成果に基づく社会科「災害単元」の開発研究(1)」  『京都女子大学宗教・文化研究所研究紀要』  大学・研究所紀要  単著  30, 61-75  2017/03  松岡 靖      本研究の目的は,災害社会学の研究成果に基づき,社会科「災害単元」における新たな教育内容の開発とその授業構成原理を明らかにすることにある。本稿では,社会災害の中心概念を明らかにした上で,東日本大震災の復興データの集約に基づく,社会科「災害単元」の授業構成の視点について論究した。 
「学習指導要領に依存した社会科授業からの改善方略―学習者の「状況」に着目した教科書メディアを相対化する授業改善を通して―」  『社会科教育』(全国社会科教育学会)  学術雑誌  単著  84, 1-12  2016/03  松岡 靖  0289-856X    本研究では,社会科教育実践者と学習指導要領の関係性の問題を取り上げ,学習指導要領に依存した社会科授業からの改善方略について提言することを目的とした。最初に,学習指導要領に依存した社会科授業を,学習者の「状況」が考慮されず,学習者が学ぶ意義を感じさせない社会科授業と性格づけ,学習者の外的状況と内的状況に着目した改善観点を示した。次に,改善観点に応じ,「状況」が影響する授業の課題領域を設定した上で,外的状況から教師自身が授業課題を自覚する段階と学習者の内的状況から授業改善へ至る段階といった二段階の改善手順を明らかにした。そして,授業改善の手順に応じ,現代の学習者の社会的文脈における課題をメディアの学習者への関与であることを指摘し,教科書メディアの限界性を踏まえた上で,内的状況の改善を図る教科書活用の視点を明確化し,視点に応じた教科書を相対化する改善授業を具体的に提案した。 
「社会科の教科論理に応じたICTメディア活用」  『教育科学社会科教育』(明治図書出版)  学術雑誌  単著  693, 4-7  2017/01        本稿の課題は,社会科の教科論理に応じたICTを活用する力とは何であり,そのような力をどのように育成すべきか示すことにある。「ICT」「アクティブ・ラーニング」に対する現実的課題を示した上で,社会科の教科論理に応じたICTを活用する場面と力を明らかにし,アクティブ・ラーニングの視点に立った学習展開を例示した上で,新たな社会科学習の問題解決の在り方について論じた。 
「メディアによる「表現の自由」への影響を読み解く憲法学習-第6学年単元「表現の自由とメディア」の場合-」  『京都女子大学 発達教育学部紀要』  大学・研究所紀要  単著  11, 21-30  2015/02  松岡 靖  1349-5992    本稿では,「表現の自由」に影響を与えるメディア社会の構造を解釈する学習を構成し,実証的検証を図ることで,新たな小学校憲法学習の可能性について検討することを目的としている。現状の憲法学習の課題を踏まえた上で,メディアによる「表現の自由」への影響について,メディア論に基づき検討し,具体的な開発事例を明らかにした。そして,その授業の実証的検証を図った結果,憲法の3原則の認識に留まらない新たな憲法学習の可能性について論じている。 
「主権者」として必要な知識を社会科でどう育てるか④「メディアリテラシー」をどう教えるか」  『教育科学社会科教育』(明治図書出版)  学術雑誌  単著  686, 58-59  2016/06         
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研究発表
シンポジウム  「国家(学習指導要領)に依拠した社会科授業研究の方略」  全国社会科教育学会第64回全国研究発表大会シンポジウム  2015/10/11  本発表では,本シンポジウムで示された課題に応じて,国家(学習指導要領)に依拠した社会科授業研究の方略について提言することを目的としている。最初に,我々が向き合うべき国家観について検討した上で,国家(学習指導要領)に依拠した社会科授業について定義づけ,その課題に基づき学習指導要領に準拠した教科書活用の方法論を示した。次に,実践研究の観点から,現実的「状況」に対応していない今日の授業研究の課題を示した上で,「状況」を省察する新たな授業研究の課題領域について指摘した。そして,これらの研究を踏まえ,国家(学習指導要領)に依拠した社会科授業研究の今後の在り方について論及した。 
学会発表  「社会構造と心理構造の関係を読み解く小学校社会科授業」  社会系教科教育学会第25回研究発表大会課題研究Ⅰ  2014/02  本発表では,個人化論の代表的な論者であるベックと澁澤の論に基づき,「個人化」する社会の概念的枠組みを示した上で,「個人化」の時代の社会問題を読み解く授業構成論理を目標・内容・方法の点から明らかにし,そのことに基づく学習モデルを提起した。そして,「個人化」の時代の授業開発事例として,「尖閣諸島中国漁船衝突映像流出事件」を題材とした単元「表現の自由とメディア」の具体的な開発内容を示し,「個人化」の時代における授業構成の主な観点について論じた。 
学会発表  「ESDの理念に基づく小学校社会科における世界遺産学習―単元「世界遺産“宮島”の仕組み」の開発を通して―」  日本地理教育学会第63回大会  2013/08  本発表では,現状のESDに関する問題点を示した上で,世界遺産“宮島”を事例とした小学校社会科における世界遺産学習のESD的意義を実証的に明らかにすることを目的としている。ESDと世界遺産教育の共通点と相違点を明らかにし,世界遺産“宮島”の仕組みを「観光」の視点から読み解く授業実践内容を示した。結論として,「持続性」を可能にした地理的事象や歴史的事象が存在する社会の仕組みを読み解くことが,小学校社会科におけるESDとしての意義につながることを実証的に論じた。 
学会発表  「「メディア社会解釈学習」による小学校社会科の授業開発」  社会系教科教育学会第24回研究発表大会課題研究Ⅰ  2013/02  本課題研究Ⅰの発表では,社会科授業研究に対する自らの問題意識を明らかにした上で,これまでに提起した「メディア社会解釈学習」の授業構成原理について説明し,そのことに基づく授業実践事例を反省的に検討することで,小学校社会科における授業研究の新たな可能性を示すことを目的としている。本発表では,具体的な事例に基づき,授業研究の開発内容と検証内容について具体的に説明した。 
学会発表  「「メディア社会解釈学習」による社会科NIE授業の開発―小5「原子力発電を伝える新聞メディア」の場合―」  日本NIE学会第9回大会  2012/11  本発表では,「メディア社会解釈学習」に基づき,小5情報単元において,原子力発電所を報道する新聞メディアと社会(世論)の関係性を読み解く授業の開発内容を明らかにした。「メディア社会解釈学習」とは,「子どもたちが,メディアテクストを切り口にして,メディアに影響を与える社会の構造を批判的に追究し,その影響を多面的に認識した上で,新たな解釈を構築し,それを吟味することで,メディア社会における思考力・判断力・表現力を育成すること」を目指した学習指導論である。この学習論を応用することで,社会科NIE授業開発におけるNIE授業の独自性を示した。 
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担当授業科目
大学  教育学研究Ⅲ 
大学  社会科教育方法論 
大学  教育学研究Ⅰ 
大学  社会科教育法(地歴分野) 
大学院  学校教育学特論A 
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所属学会
日本教育工学会 2012/06-現在  国内
日本社会科教育学会 2010/08-現在  国内
日本生活科・総合的学習教育学会 2008/12-現在  国内
日本NIE学会 2007/08-現在  国内
理事 2014/04-現在
全国社会科教育学会 2000/08-現在  国内
社会系教科教育学会 1997/04-現在  国内
監査 2014/04-現在