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 発達教育学部
 教育学科 音楽教育学専攻
 
教授
関口   博子
SEKIGUCHI Hiroko

その他の所属・職名
発達教育学研究科 表現文化専攻修士課程 指導教員

取得学位
修士(芸術学)  国立音楽大学  1991/03/31 
博士(芸術文化学)  大阪芸術大学  2004/03/05 

学生及び受験生へのメッセージ
大学での4年間というのは、長いようであっという間です。入学した時から、目標を持って地道にコツコツ努力し、将来の夢に向かって充実した学生生活を送れるようにしましょう。   

研究分野
音楽教育学 
音楽教育史 

キーワード
近代ドイツ語圏、ペスタロッチ主義音楽教育、男声合唱運動、学校音楽教育の改革、H.G.ネーゲリ 

研究テーマ
近代ドイツ語圏の学校音楽教育と歌唱活動  近代ドイツ語圏、学校音楽教育、歌唱活動  1998- 
J.R.ヴェーバーの音楽教育改革論とその方法  J.R.ヴェーバー、音楽教育改革、方法論  2015- 

著書
近代スイス・ドイツの音楽基礎教育と歌唱活動  現代図書  全183  2017/02  関口博子  978-4-434-22490-4  近代スイス・ドイツの音楽基礎教育と民衆の歌唱活動について、18世紀後半のJ.A.ヒラー、J.A.P.シュルツ等の歌曲集の分析、19世紀前半のペスタロッチ主義による学校音楽教育の改革と合唱運動、20世紀初頭のジャック=ダルクローズへのペスタロッチ主義の影響まで、3部構成で論じた。 
『新・子どもの心をとらえるピアノレッスン~心理学から学ぶピアノ指導のヒント~(あなたのピアノ教室シリーズ4)』  ヤマハミュージックメディア  22~25,35,58~59,64~65,79~80,85~88,112,120~123  2012/10  青木靖子、斎藤実花、関口博子    2000年6月に発行された子どもの心をとらえるピアノレッスン~心理学から学ぶピアノ指導のヒント~』の改定新版。 
リチャード・アマレット、アン・マリー・スタンレー監修『世界のミュージック図鑑』  ポプラ社  42~43,60~61,82~83,126~127  2011/08  神原雅之、塩原麻里、池原舞、伊東仁美、北山敦康、栗山和樹、中溝一恵、関口博子、山下薫子、横井雅子、他。    担当箇所:「壮大なオラトリオ」「リヒャルト・ワーグナー」「エイトル・ヴィラ=ロボス」「現代のクラシック音楽(1970年代~)」 
『近代ドイツ語圏の学校音楽教育と合唱運動-19世紀前半のスイスにおけるH.G.ネーゲリの思想とその活動を中心として-』  風間書房  全325  2007/02  関口博子    出版経費の一部として平成18年度同朋大学特定研究費の助成を受けての出版。平成15年9月に大阪芸術大学大学院芸術文化研究科に提出し(論文博士として学位申請)、平成16年3月に博士(芸術文化学)の学位を取得した博士論文「19世紀前半のドイツ語圏における学校音楽教育の改革と合唱運動-スイスにおけるH.G.ネーゲリの思想とその活動を中心として-」の内容に若干の加筆・修正を行ったものである。 
『“子ども・子育て”最前線-長野県短期大学幼児教育学科からの提言-』  第一企画  49~86  2004/05  張勇、関口博子、板野和彦、藤田勉、立浪澄子、尾島豊    本書は、平成15年6月に行われた長野県短期大学開放講座の報告書である。近代以降、どのような子どもの歌が作られ、それが子ども達の遊びや生活とどのように関わってきたのかをたどり、子どもの遊びや生活にとっての歌の大切さを問い直した。また、金子みすゞの童謡も取り上げた。 
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論文
J.R.ヴェーバーの唱歌教育改革論とその方法  『関西楽理研究』(関西楽理研究会)  学術雑誌  単著  XXXⅢ, 1-14  2016/11  関口博子      19世紀中期にドイツ語圏スイスの学校音楽教育の改革を推進したJ.R.ヴェーバーの唱歌教育改革論とその方法について、彼の主著『理論的実践的唱歌論』の分析を通して、ペスタロッチ主義との関連性という視点から考察した。 
「リトミックの理念-リズムの根本思想-」  『日本ダルクローズ音楽教育学会創立35周年記念論集』  学術雑誌  単著  113-121  2015/03  関口博子      リトミックという語は、もともとリズム法を意味する言葉で、古代ギリシャから進退運動とのかかわりで用いられていた。しかし時代が進むにつれ、音楽の時間区分としての意味しか持たなくなっていったが、H.G.ネーゲリのリズムの思想にジャック=ダルクローズのリトミックにつながるものが見出せる。また、カール・ビューヒャーの『労働とリズム』もジャック=ダルクローズのリズムの根本思想に多大な影響を及ぼした。 
「18世紀後半のドイツにおける子どもの歌の創始-J.A.ヒラー『子どものための歌曲集』(1769)の分析を通して-」  『幼児教育史研究』(幼児教育史学会)  学術雑誌  単著  9, 17-32  2014/10  関口博子      18世紀後半のドイツでは、民謡のような親しみやすい子どもの歌が、著名な作曲家たちによってつくられるようになった。その最初期の代表作と言えるのが、J.A.ヒラーの『子どものための歌曲集』である。本稿では、民謡運動とのかかわりから本曲集成立の背景を探り、所収曲の楽曲と歌詞の分析を詳細に行い、その特徴について考察した。さらに、本曲集の音楽教育への影響とその歴史的意義についても考察した。 
「19世紀前期ドイツ語圏における合唱運動の興隆-C.F.ツェルターの活動を中心として-」  『同朋大学論叢』(同朋大学)  大学・研究所紀要  単著  97, 1-14  2013/03  関口博子      19世紀前期のドイツ語圏では、合唱運動が興隆していた。北ドイツのそれはツェルターの南ドイツおよびスイスのそれはH.G.ネーゲリの影響を強く受けている。ツェルターは、限られた人数での洗練された合唱をめざし、一方、ネーゲリは、民衆教育の観点から大人数での合唱を推奨していた。北ドイツと南ドイツの合唱運動は、両者の影響から異なった性質の運動として出発したが、次第に大人数で愛国的な歌を歌うという似た性格を持つものとなったということが明らかになった。 
「最初期の子どもの歌-その成立と音楽教育的意味-」  『幼児音楽研究』(幼児音楽研究会)  学術雑誌  単著  51, 18-23  2012/05  関口博子      最初期の子どもの歌であるJ.A.ヒラーの『子どものための歌曲集』について、その楽曲構成と歌詞について詳細に分析し、その音楽教育への影響と歴史的意義について考察した。その結果、短い曲が多い、単純拍子や長調が多いなど、現代の子どもの歌と共通する特徴が多く見られた。また歌詞については、教訓的な内容のものが多いことも明らかになった。この曲集は、19世紀に多く作られる子どもの歌の原型となった点で歴史的にもきわめて重要である。 
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研究発表
学会発表  J.R.Weber's Theory of Reform in Singing Education and His Methodology: From a View in Relation to Pestalozzianism  The 20th Congress of the International Musicological Society,Tokyo 2017  2017/03/22  International Musicological Society(国際音楽学会)の5年に1回のCongress(大会)が、アジア初開催として東京芸大で開催され、ドイツ語で研究発表を行った(タイトルと要旨は英語だが、発表はドイツ語で行った)。J.R.ヴェーバーの音楽教育観とその方法をペスタロッチ主義という視点から考察した。 
学会発表  19世紀中期ドイツ語圏スイスにおける学校音楽教育の改革 -J.R.ヴェーバーの唱歌教育改革論とその方法-  関西楽理研究会第168回例会  2016/09/24  19世紀中期ドイツ語圏スイスにおける学校音楽教育の改革について、J.R.ヴェーバーの唱歌教育改革論とその方法に焦点を当てて考察した。ウエーバーは、1830年代にスイスの学校音楽教育をペスタロッチ主義によって改革したH.G.ネーゲリの後継者とされている人物であり、彼の主著『理論的実践的唱歌論』は、19世紀中期のスイスの学校音楽教育の改革の理論的根拠となっている。本発表では、この彼の主著の分析を通して、ヴェーバーの唱歌教育改革論とその方法を明らかにした。 
学会発表  J.R.ヴェーバー『理論的実践的唱歌論』第2巻:実践編(初等学校編)の理念と方法  音楽教育史学会大会  2016/05/07  J.R.ヴェーバーの主著である『理論的実践的唱歌論』の第2部:実践編(初等学校編)について、その理念と方法の特徴をネーゲリ/プファイファーの『ペスタロッチの原理による唱歌教育論』との比較検討を通して明らかにした。 
学会発表  J.R.ヴェーバーの唱歌教育改革論-ペスタロッチ主義との関係を視点として-  日本音楽教育学会第46回大会  2015/10/02  19世紀中期にドイツ語圏スイスで学校音楽教育の改革を行ったJ.R.ヴェーバーの唱歌教育改革論を明らかにするために、彼の主著である『理論的実践的唱歌論』の第1巻:理論編の分析を行い、ペスタロッチ主義の音楽教育者、H.G.ネーゲリとの関係を視点にして考察した。 
シンポジウム  「リトミック研究を語る」  日本ダルクローズ音楽教育学会第14回研究大会  2014/11/23  リトミック研究の方法について、それぞれ文献研究と実践研究の立場から提言する。筆者は、「文献資料の立場からの提言」と題し、研究テーマの設定、資料探索の方法、研究の進め方、研究の諸問題への提言などについて話した。 
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その他研究業績
監修協力:スイス関連の項目  2005/10/01-2006/04/30  その他  共同  総ページ数3200頁余、項目数1万を超える大部の音楽事典の完全日本語訳版において、私は、スイス関連の項目の監修協力者として、スイス関連の項目(スイスの作曲家や演奏家等の項目)の翻訳のチェック、専門用語や地名・人名の表記のチェック等を行った。スイス方言など、その土地特有の言葉などもあり、スイスの知人にも意見を聞きながらチェックを行った。 
編曲補作「まごころ国体讃歌」  2003/10/01-2004/03/31  芸術活動  共同  平成16年開催の国体は埼玉県熊谷市がメイン会場となっており、国体に対する子どもたちの関心を高めようという目的のもと、熊谷市の音楽連盟で国体の応援歌として「まごころ国体讃歌」を作った。私は、この曲の作成に当たってピアノ伴奏と2部合唱への編曲を行った。メロディーそのものはとても簡単であるので、ピアノ伴奏でリズム的、和声的な変化をつけた。 
作曲「心の輪を広げる集い/生きがい/幸せあふれている我が家」  1995/05/15-1995/10/07  芸術活動  共同  私は、埼玉県熊谷市保健センターから身障者の方のリハビリのための作品として3曲作曲を依頼された。歌いやすい音域、リズム、メロディーを用いた易しいピアノ伴奏付きの歌を作った。平成7年10月31日に熊谷市保健センターで歌の発表会が行われ、その発表会には作曲者として私も招待された。歌の発表会の様子は「埼玉新聞」「産経新聞」の地方版、地元のケーブルテレビ「テレビ熊谷」で紹介された。 
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