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 発達教育学部
 児童学科
 
教授
瓜生   淑子
URIU Yoshiko

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名誉教授授与大学名
奈良教育大学

その他の所属・職名
発達教育学研究科 児童学専攻修士課程 指導教員
発達教育学研究科 教育学専攻博士後期課程 指導補助教員

職歴
奈良教育大学・教授  1998/07/01-2016/03/31 
羽衣学園短期大学・助教授  1993/04/01-1998/06/30 

出身大学院
京都大学大学院  博士後期  教育学研究科  教育方法学  1983/06/30  単位取得満期退学  国内   

出身学校
京都大学  文学部  哲学科  1973/03/31  卒業  国内   
京都大学  教育学部    1976/03/31  卒業  国内   

取得学位
博士  京都大学  1996/09/24 

学生及び受験生へのメッセージ
日々の社会での出来事にも目を向けながら、子どもの発達や子育てについて一緒に考えていきましょう。   

研究分野
発達心理学 
言語発達心理学 
聴覚障害児教育 
家族社会学 
ジェンダー 

キーワード
統語発達 聴覚障害児の言語獲得 心の理論の獲得と自我発達 子どものウソ パーソナリティ発達 育児意識 育児休業制度 

研究テーマ
幼児の嘘 - 「心の理論」の指標としての発達的意味とその発現の規定要因の検討-  幼児、ウソ、心の理論、自他分化  2006-    幼児期のウソの発現について、「心の理論」課題から測られる認知的な能力だけでなく、実践的・社会的な能力・態度が関係しているという仮説の検討を通じて、この時期の自他分化の発達とその要因を検討している。
聴覚障害幼児の日本手話の使用について  聴覚障害幼児、日本手話、日本語対応手話  2012-   手話の受容が世界的に進む中、日本の公立聾学校幼稚部で手話の早期からの活用が取り組まれ始め、かつて口話の獲得を妨害するとして厳しく禁止されていた、教室での手話使用が実践段階に入ってきたことを念頭に、ろう学校での継続的観察による具体的事例をもとに、手話導入の効果と課題について検討を行っている。
育児休業制度の理念と実際の批判的検討-母親育児推奨メッセージの可視化を通じて  育児休業制度 男女共同参画 ジェンダー・アンバランス 子育て支援策の二重規範状況 待機児童対策 低年齢児保育の位置づけ  2017-2019 

著書
少子化時代の「良妻賢母」-変容する現代日本の女子と女性と家族-  新曜社  38-110、305-336  2014/07  高橋登・清水民子・瓜生淑子     
保育小辞典  大月書店  14,73,91,117,241  2006/06  宍戸健夫・金田利子・茂木俊彦監修で、執筆者は瓜生淑子他、136名  4-272-41170-5  保育制度や子育て環境が変貌する中、実践と研究を統一的に捉え編集された辞典である。主として0・1歳児の言語発達に関わる9項目(喃語・共同注意・三項関係等)を分担。 
保育実践と発達研究が出会うとき  かもがわ出版  143-162  2006/06  清水民子・高橋登・西川由紀子・木下孝司・瓜生淑子他     
言語発達とその支援  ミネルヴァ書房  204-216  2002/08  岩立志津夫・小椋たみ子・綿巻徹・内田伸子・岡本夏木・飯高京子・瓜生淑子・小山正    日本発達心理学会等による「臨床発達心理士」資格取得講習会や研修会用のテキストとして編集された「シリーズ/臨床発達心理学」全5巻の内の第4卷である。第11章「場面に即した対応」の内、「保育場面に即した言語発達評価と支援」を分担した。(編著者岩立志津夫・小椋たみ子。執筆は他に綿巻徹・内田伸子・岡本夏木・飯高京子・瓜生淑子・小山正他の29名:全315頁中、pp.204-216を担当) 
育ちあう乳幼児心理学  有斐閣  143-162  2000/09  編著者河崎道夫・田代康子・瓜生淑子・木下孝司・神田英雄・寺川志奈子。執筆は編著者と金田利子・清水民子・加用文男他、計22名  4-641-07634   保育者をめざす学生達のための発達心理学のテキストである。全体編集と3章「3歳児」を分担し、保育現場でのエピソードを多用しながら 3歳児の発達と保育のポイントについて解説を加えた。 
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論文
児童・生徒の慢性的な心身の不調感・不快感の実態とその要因について: 小・中学生の大規模調査から  発達心理学研究  学術雑誌  単著  29/ 2, 125-136  2018/06  瓜生淑子  0915-9029     小・中学生約3000人に対して慢性的な心身の不調感・不快感を質問紙法で尋ね,因子分析によって「疲労感」「集中不全感」「イライラ感」「抑うつ感」の 4因子を得た。そこから,1)4因子の関係性については,「疲労感」が他の3因子に影響を与え,加えて,学業にかかわる因子と解釈された「集中不全感」も,「イライラ感」「抑うつ感」に影響を与えているというモデルが採択された。2)その「疲労感」には,睡眠時間や朝食摂取状況などから合成された「生活実態」変数が説明変数となるモデルを示し,短眠化などの生活習慣上の問題が規定しているとした。3)因子に対応する4つの尺度得点について,3要因(学校種・性・家庭の文化階層)の分散分析を行うと,いずれの得点も概ね,中学生・女子の方が高かった。しかし家庭階層については学校種で異なり,心身の健康に及ぼす家庭階層の影響は小中学生で異なるという二面性が指摘された。小学生では家庭階層下位群の生活習慣の問題が疲労感を高め,そのことが心身の不調感・不快感全体に結びついていると解釈された。これに対し,中学生では家庭階層上位群の不調感・不快感の下位尺度得点が上昇し,階層差が有意ではなくなった。家庭階層上位群の中学生の場合,高い学業達成期待に起因する心的負荷や勉強時間の増大による生活時間の圧迫が,「疲労感」や「集中不全感」を上昇させ,小学生で見られていた家庭階層差を消失させると解釈された。 
育児休業制度の実情と課題-ジェンダー・アンバランスの根源にあるものは何か-  京都女子大学発達教育学部紀要  大学・研究所紀要  共著  14/ 1, 105-114  2018/02  瓜生淑子・清水民子       
母親の育児肯定感の規定要因ー「家庭優先か、それとも・・・」を巡る希望と現実の狭間でー  東京大学社会学研究所附属社会調査・データアーカイブ研究センター 2015年度参加者公募型二次分析研究会「子育て支援と家族の選択」研究成果報告書  その他  単著  269-280  2016/03  瓜生淑子      子ども・子育て支援新制度の本格実施を前に、2015年に子育てニーズ調査が各自治体で実施された。このうち、データ提供のあった近畿地方A市の個票データを元に、「ワーク・ライフ・バランス憲章」(2007年)に関連する質問-仕事・家庭生活等の生活時間の内、何を生活の中心におくか(希望/現実)の一致・不一致を問うている設問に着目し、母親の「育児肯定感」に影響する要因について分析を行った。その結果、重回帰分析では、「ライフスタイル(希望/現実)の一致」等が「育児肯定感」の説明変数として指摘できた。さらに母親の就労状況別に見たが、この一致要因の影響は、フルタイム・パートタイム・専業主婦の3群別でもほぼ確かめられた。これらの結果を、若年女性の家庭回帰傾向が指摘される今日的状況のもとでの、就労選択等の生き方をめぐる母親の希望と現実をめぐる葛藤という視点から考察した。 
実践段階に入った聴覚障害児教育における手話の早期導入  奈良教育大学紀要  大学・研究所紀要  単著  61/ 1, 55-70  2012/11  瓜生淑子       
認定こども園成立と幼稚園・保育所制度  奈良教育大学紀要  大学・研究所紀要  共著  57/ 1, 81-94  2008/10  瓜生淑子・川端美沙子      行財政改革の一環としての「幼保一元化」構想が「認定こども園」成立へとつながっていく経過をまとめ、その経過の中でおこってきた「教育」と「保育」の切り離しや「直接補助方式」の導入のねらいについて批判的に検討した。 
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研究発表
学会発表  手話と口話を併用する幼児のバイモダルな表現事例の検討  日本発達心理学会第26回大会  2015/03/21   聾学校での教師の個別指導場面における 3歳女児の音声言語と手話の併用状況について分析した。自発的発話(28発話)の内、8発話は、どちらか一方のモダリティ(wordもしくはsign)によるものであり、残る20発話は1発話内に2つのモダリティによる表現が混在するものであった(code-blending)。手話と口話の不一致表現(12発話)の特徴から、統語獲得期にある幼児にあっては、それぞれのモダリティごとにまとまりを持った統語構造を並行して学んでいる可能性が示唆された。      
学会発表  Lying and Theory of Mind: Young Chilrdren's Responses to a Deception Task  the 16th European Conference of Developmental Psychology  2013/09/05  3歳半~4歳半迄の幼児137名に、「心の理論」の獲得を見る標準的な誤信念課題よりも子どもにファミリアな課題として、アンパンマン課題を実施し、アンパンマンを助けるためにウソをつけるかを見た。 5歳児群では正答率は90%となったが、3歳児群では30%程度で、とくに4歳未満児ではウソをつくのが難しいことが確認された。ロジスティック回帰分析では、この課題の正答率は、認知的な能力に加えて、母親調査から示されたゲームや遊びでのだまし行為の背景に想定される、社会的・実践的な能力から説明されることがわかった。他方、パーソナリティ特性として、母親回答から抽出された非第一子的性格(自己主張の強さ・のびやかさ)がウソをつくという課題遂行において有利に働くとした予想は、第一子の方が認知的に高い成績を示す傾向が見られたことの影響か、明確には確認できなかった。 
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教科書・教材
発達障害児の発達支援と子育て支援  2017/06/15  発達障害児の早期発見・早期対応・療育的かかわり、学校教育・学童保育でのかかわりと保護者への支援の現状と課題について、研究者と実践者・保護者が論じたが、その全体編集と「子育て支援と発達支援をとりまく状況と課題」を執筆した。「発達心理学」「子育て支援」等の授業で使用ができる。(編著者は瓜生淑子・西原睦子・大津発達支援と子育て支援を考える会。執筆は他に、別所尚子・小原佳代・荒井庸子・小渕隆司・浜谷直人・田丸尚美・三上岳:全頁238頁の内、「まえがき」pp3-8と 第1章「子育て支援と発達支援を取り巻く状況と課題」pp12-24を分担) 
言語発達とその支援  2002/08/30  「臨床発達心理士」資格取得講習会や研修会用のテキストとして編集された「シリーズ/臨床発達心理学」全5巻の内の第4卷である。第11章「場面に即した対応」の内、「保育場面に即した言語発達評価と支援」を分担した。(編著者岩立志津夫・小椋たみ子。執筆は他に綿巻徹・内田伸子・岡本夏木・飯高京子・瓜生淑子・小山正他の29名:全315頁中、pp.204-216を担当) 
育ちあう乳幼児心理学  2000/09/30  保育者をめざす学生達のための発達心理学のテキストである。全体編集と3章「3歳児」を分担し、保育現場でのエピソードを多用しながら 3歳児の発達と保育のポイントについて解説を加えた。(編著者河崎道夫・田代康子・瓜生淑子・木下孝司・神田英雄・寺川志奈子。執筆は編著者と金田利子・清水民子・加用文男他、計22名:全298頁中、pp.143-162を担当) 
発達心理学  1999/05/31   現代心理学シリーズ全16巻の第7巻で、部分改訂を経て版を重ね、大学テキストとして今も長く用いられている。生涯発達の内、乳児期について育児相談も意識して具体的に記述した。幼児期では遊び・パーソナリティの発達について述べた。(編著者山本俊和。執筆は他に、高橋登・瓜生淑子・藤本浩一・堀薫夫・皆川直凡:全183頁中、4章(pp.57-64、pp.67-75)、5章(pp.76-7、pp.97-111)を担当) 
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所属学会
言語科学会 2012/06/01-現在  国内
日本家族社会学会 2009/04/01-現在  国内
日本保育学会 2001/09/01-現在  国内
日本保育学会第67回大会研究発表研究奨励賞(発表部門)推薦委員会委員 2014/04/27-2014/05/11
日本発達心理学会 1999/12/01-現在  国内
「発達心理学研究」編集委員 1998/01/01-2016/12/06
日本教育心理学会 1978/03/01-現在  国内
日本心理学会 1976/11/01-現在  国内