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 発達教育学部
 教育学科 教育学専攻
 
准教授
村井   尚子
MURAI Naoko

その他の所属・職名
発達教育学研究科 教育学専攻博士前期課程 授業担当教員

取得学位
修士(教育学)  京都大学  1999/03/23 

研究分野
教育学 

キーワード
教師教育、教師の専門性、教育的タクト、現象学的教育学、リフレクション、リアリスティック・アプローチ、保育者養成、保育者の専門性 

研究テーマ
リアリスティック・アプローチを用いた教師教育プログラムの開発と実践  リアリスティック・アプローチ、現象学的教育学・教育的タクト・リフレクション   

共同・受託研究実績
保護者の気持ちに寄り添える保育者、教育者の育成に関する研究ー授業における現象学的探究を通してー      2015-2016  受託研究  出資金による受託研究   
「子どもにとって『家』のもつ意味についての人間学的考察−ワークショップ型授業における学生との協同考察を通じて」  村井尚子    2014-2015  受託研究  出資金による受託研究   
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著書
教師教育―いま、考えるべき教師の成長とは  さくら社  170-175  2015/02  上條晴夫責任編集、総頁数208頁。31名の分担執筆者    「ヴァン=マーネン」 
保育原理―保育の本質を探し求めて  あいり出版  15-28  2013/04  戸江茂博編著、分担執筆者 中田尚美・村井尚子・西本望・和田真由美・坂根美紀子・谷口ナオミ・前田佳代子・柏原英子    第2章「保育所保育の基本とあり方」 
教育原理―保育の基盤を確かなものにするために  あいり出版  57-76  2013/02  戸江茂博編著、分担執筆者 中田尚美・成山文夫・猪田裕子・村井尚子・西村美紀・光成研一郎・出口英樹・長瀬善雄・西本望    第3章「日本の教育の思想と歴史」 
授業づくりネットワークNO.8 教師のリフレクション(省察)入門  学事出版  55-57  2013/01  ネットワーク編集委員会編、編集代表 上條晴夫、分担執筆者 矢野博之・上條晴夫・武田信子・山辺恵理子・坂田哲人・福島裕敏・赤嶺優子・村井尚子・中田正弘・青山新吾・渡会純一・茂木一司・伊藤亜矢子・遠藤安孝・喜岡淳治    教師教育のリアリスティック・アプローチの試み―保育所実習への「リフレクション」の取組み」― 
アカデミック・スキルズB ワークブック  大阪樟蔭女子大学出版部  総頁数102頁。うち本人担当71-74、83-84頁  2012/10  「アカデミック・スキルズB ワークブック」編集委員会編、分担執筆者 有田節子・川上正浩・白川哲郎・竹村一夫・塚口眞佐子・萩原雅也・長谷あゆす・藤澤良行・村井尚子・山崎晃男    第14回「レポートの書き方:アカデミック・スキルズBの総まとめとしてレポートを作成する」 
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論文
保護者の気持ちに寄り添う教師、保育者の育成  京都女子大学発達教育学部紀要  大学・研究所紀要  単著  13, 19-28  2017/02  村井尚子      我が国では、大学や短大などの養成課程を卒業してすぐに教師、保育者になる学生が大多数を占め、自分自身が親になった経験をもつものは少数派という状況で教師保育者として子どもとその親に接することになる。なかには、親への子育てを支援し、相談にのる役割を求められることもある。本論では、自身が経験したことのない状況を慮るためには「その人が置かれている状況を、能動的に、反省的に深く洞察することで理解しようとするために、自らの立ち位置を相手の側に移動するempathyを身につける必要があると規定した。その上で、親になったことがない学生が保護者の気持ちにより添うことを可能にするために、文献、絵本、映画、自身の親へのインタビュー、子育て中の母親による講義などを経て、その経験をリフレクションする授業を実施した。授業のねらいが達成されたかどうかを5件法質問紙調査による学生の自己評価に加え、授業前と授業終了後に「親にとっての子ども、子どもにとっての親について論じなさい」という同一のテーマで実施したレポート課題の論述内容の分析を行った。結果として、質問紙調査においても論述内容分析においても、学生の保護者へのempathyの高まりが見て取れた。 
リアリスティック・アプローチを用いた教職実践演習についての研究  大阪樟蔭女子大学研究紀要(大阪樟蔭女子大学学術研究会)  大学・研究所紀要  共著  7, 165-176  2017/01  中山美佐・山本一成・濵谷佳奈・小野寺香・村井尚子・坂田哲人      平成26年度より、大阪樟蔭女子大学の教職実践演習の授業にリアリスティック・アプローチを導入してきた。リアリスティック・アプローチとは、自分自身の経験や生き方に結びつけられた学びを提供することを目的としている。この理念に則り、教職実践演習の授業では受講生に様々な経験を提供し、その経験を事前・事後の段階で振り返り意味づける作業を行う。経験の意味づけを行うことによって、卒業後に教師・保育者として働く際にも、自らの日々の実践経験から学ぶ姿勢、習慣を身につけることをめざしている。本論では、授業に携わったそれぞれの教員が、授業のねらいと内容、その振り返りについて考察を行ったものであり、授業の実証的効果については別稿で検討している。 
教員養成課程におけるリアリスティック・アプローチを導入した授業実践  『大阪樟蔭女子大学研究紀要』  大学・研究所紀要  共著  6, 187-198  2016  山本一成・中山美佐・濱谷佳奈・小野寺香・村井尚子・坂田哲人       
大学と自治体のコラボレーションによる「子育てカフェ」の実施と検証 : 地域に根差した子育て支援を目指して  『大阪樟蔭女子大学研究紀要』  大学・研究所紀要  共著  6, 211-219  2016  山本一成・中山美佐・村井尚子       
子どもにとっての「家」の意味に関する人間学的考察 : ワークショップ型授業における協同考察を通じて  『大阪樟蔭女子大学研究紀要』  大学・研究所紀要  単著  6, 175-185  2016  村井尚子       
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研究発表
学会発表  大阪樟蔭女子大学における実習指導室の取り組み-リアリスティック・アプローチを用いて-  日本保育者養成教育学会第1回大会  2017/03/05   大阪樟蔭女子大学では、平成17年より実習指導室を設置し、幼稚園、保育所、施設における実践経験を有した教員が常駐して教育実習、保育実習の相談や支援、就職の支援にあたっている。実習指導室では実習事前事後指導の一環として学生の個別指導や補講を行うほか、学生自身が授業の空き時間、休暇期間中に個人的な相談や指導・支援を求めて指導室を訪れることも多い。また、実習事前事後指導の補講を行うこともある。本発表では、実習指導室における学生の個別指導に焦点をあて、支援の在り方について調査、検討を行った。まず、学生からの相談内容について数量的な分析を行う。さらに、具体的な相談の事例をあげ、リアリスティック・アプローチを用いた学生指導の在り方とその意義について検討を行った。 
学会発表  教育的タクトの養成をめざした教職課程の授業のあり方に関する一考察  日本教師教育学会第26回大会自由研究発表  2016/09  本研究では、「天賦の才」「ギフト」とも称されてきた「教育的タクト」の養成可能性について前田博の論考、ドイツ教育学における議論を中心に検討し、さらにヴァン=マーネンの「教育的思慮深さ」の養成と関連づけて原理的な考察を行った。さらに、教職課程、保育者養成課程においてリアリスティックアプローチと現象学的教育学の方法論を融合させつつ実施している授業が教育的タクトの養成にどのようにかかわるかを論考した。 
学会発表  An Attempt to Absorb the Reality Shock in the Teacher Education Program - from the Perspective of Realistic Teacher Education  "The Pacific Early Childhood Education Research Association 16th Annual Conference(Bangkok Chulalongkorn University)"  2016/07  卒業後に教師、保育者職に就く学生の多くが、大学での学びと現場の実践との乖離にショックを受けるいわゆるリアリティ・ショックを経験するとされている。本研究では、このリアリティ・ショックを軽減し、スムーズに現場での実践に移行できるために必要な教職課程の学びのあり方を実践的に検証したものである。共同研究者:帝京大学坂田哲人 
学会発表  An Attempt to Develop Student Teachers' Empathy towards Parents of Kindergarten Students  "The Pacific Early Childhood Education Research Association 16th Annual Conference(Bangkok Chulalongkorn University)"  2016/07  日本保育学会で発表した内容に自己評価の分析を強化し、発表を行った。 
学会発表  保護者の気持ちに寄り添える教師・保育者の育成に関する研究  日本保育学会第69回大会(東京学芸大学)自由研究発表  2016/05  本研究では、大学の教員養成課程の授業で実施した保護者の気持ちにより添える教師、保育者の育成をめざして大学の教員養成課程の授業で実施した内容を報告し、学生の自己評価の結果を分析した。とくに、保護者会を企画しようというグループワークによるポスタープレゼンテーションが学生にとって大きな学びになったことが明らかになった。 
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