研究発表
公開件数:16件
No. 学内分類 発表テーマ 発表会議名 発表日 概要
1 学会発表
有間皇子自傷歌の主題
東洋大学日本文学文化学会平成16年度大会
2004/06
本発表に基づき、「有間皇子自傷歌の背景:斉明紀への検討を通じて」を執筆した。
2 学会発表
上代文学に見られる伊勢の様相
日本文学風土学会平成18年度大会
2006/05
上代文学に現われる伊勢について、枕詞「神風の」を中心に論じた。「神風の」を柿本人麻呂によって創造された枕詞と見做す説があるが、この説には従い難く、古い枕詞を人麻呂が改鋳した可能性が高いと述べた。
3 学会発表
「名前」を詠み込む歌
上代文学会平成18年度1月例会
2007/01
上代において、名を呼ぶことは禁忌であったと見做されている。しかし宣長は名の禁忌は外来思想であると指摘している。この指摘を追認できる面があることを述べた。
4 学会発表
「高光る」と「高照らす」:人麻呂の皇統意識を中心に
東洋大学日本文学文化学会第5回研究集会
2007/12
「タカテラス」は柿本人麻呂が古い枕詞「タカヒカル」を改訂した造語というのが通説である。しかし記紀歌謡の例を検討すると、「タカヒカル」も人麻呂か同時代人の産物である可能性が高いと判断できる。
5 その他
半井本『保元物語』の文体:語彙検討からのアプローチ
第33回語彙辞書研究会
2008/06
本発表に基づき、「半井本『保元物語』の文体研究:訓読副詞の使用を中心に」を執筆した。
6 その他
異界の意味領域
科学研究費助成基盤研究(C)「超域する「異界」:異文化研究・国語教育・エコロジー教育の架け橋として」研究会
2010/06
本発表に基づき、「「異界」の意味領域:〈術語〉のゆれをめぐって」を執筆した。
7 学会発表
『萬葉集』の「風流士」:訓点史の再考から
全国大学国語国文学会第103回大会
2011/06
本発表に基づき、「『萬葉集』の「風流士」:訓点史の再考から」を執筆した。
8 シンポジウム
「異界」の意味領域:言説史の観点から
東洋大学人間科学総合研究所公開シンポジウム「「こびと」という異界:現代文化と自然との関わりから」
2011/12
「こびと」という表象から「異界」を探るシンポジウムでパネリストを務めた。池原は「こびと」自体ではなく、「異界」という術語のあらましと利用の意義について述べた。
9 学会発表
『萬葉集』巻十と『赤人集』:十世紀加点の一様相
上代文学会平成23年度1月例会
2012/01
本発表に基づき、「『萬葉集』伝来史上における『赤人集』の位置」を執筆した。
10 学会発表
『古今和歌六帖』萬葉歌の再評価
全国大学国語国文学会第105回大会
2012/06
『古今和歌六帖』の萬葉歌は伝誦性が強いと指摘される場合が多い。しかし次点本の附訓と対照すると、『萬葉集』に基づく本文が存外多いことを確認した。
11 学会発表
『萬葉集』本文批評上の一問題:類聚古集と廣瀬本をめぐって
上代文学会平成25年度大会
2013/05
本発表に基づき、「『萬葉集』本文校訂に関する一問題:類聚古集と廣瀨本を中心に」を執筆した。
12 その他
「古今和歌六帖の萬葉歌」続貂
平安文学の会9月例会
2013/09
大久保正「古今和歌六帖の萬葉歌」は『古今和歌六帖』所収の萬葉歌について、伝誦性を指摘した論文として知られている。当該論文を批判的に継承し、書承を重視すべきことを論じた。
13 学会発表
「連番歌」からみる『古今和歌六帖』の萬葉歌
和歌文学会平成25年度(2013年度)第59回大会
2013/10
『古今和歌六帖』には『萬葉集』と排列の一致する箇所が散見する。これらの歌を対象に『萬葉集』との関係を検討し、『六帖』が『萬葉集』を直接利用して作成された蓋然性の高いことを論じた。
14 その他
西本願寺本赤人集成立考
国文学研究資料館共同研究「万葉集諸本の書写形態の総合的研究」第2回研究会
2014/12
本発表に基づき、「平安時代中期における『萬葉集』伝来の一様相:西本願寺本『赤人集』の形態を徴証として」を執筆した。
15 学会発表
『人麿集』の萬葉歌:第三系統の採録歌を中心に
上代文学会平成27年度秋季大会
2015/11
本発表に基づき、「三類本『人麿集』の萬葉歌:次点本的性格をめぐって」を執筆した。
16 その他
『古今和歌六帖』所収の萬葉歌の性格:『萬葉集』古写本の附訓状況との関係から
奈良県立万葉文化館第10回委託共同研究「万葉集を訓んだ人々・人々の読んだ万葉集」第3回研究会
2016/08
『萬葉集』の平仮名別提訓の附訓状況と『古今和歌六帖』に入集する萬葉歌の有無を対照し、検討を行なった。検討した内容は『万葉古代学研究年報』17(2019/03)に掲載予定。