論文
公開件数:29件
No. 発表論文の標題 掲載誌名 論文誌種別 単著・共著区分 巻号頁 出版日 著者名 ISSN DOI 概要
1 戦後日本の音楽学とフランスの音楽学の邂逅 ― 日本におけるデュフルクおよびシャイエの影響に関する試論 ―
『人文科学研究』(お茶の水女子大学)
大学・研究所紀要
単著
13, 161-175
2017/03
田崎直美



2 政治的磁場としてのラジオと音楽 : 1940年代プーランクの音楽活動・作品と放送局との関係
『お茶の水音楽論集』
大学・研究所紀要
単著
18, 91-100
2016/04
田崎直美



3 戦後日本における招聘フランス人音楽家の活動(1950-53年): 日仏文化交流および日本の音楽界に与えた影響について
『人文科学研究』(お茶の水女子大学)
大学・研究所紀要
単著
12, 151-164
2016/03
田崎直美


1950年代初頭に社会的に注目されたフランス人演奏家招聘について、当時の日本人音楽家へ与えた影響および外交的・歴史的意義について考察した。
4 Un concours de composition outil de propagande politique : le cas du Concours musical de la ville de Paris sous la Troisième République
La Revue de Musicologie
学術雑誌
単著
101/ 1, 93-124
2015/07
Naomi Tazaki


フランス第三共和政時代より継続的に実施されたパリ市主催の「音楽コンクール」について音楽政策面での特徴と実態について調査した結果、パリ市議会で多数派政治勢力に属する市議会議員が審査員になることで受賞の基準が左右されていたこと、音楽家との間で対立も生じていたことが判明した。
5 芸術音楽を通じた仏独文化交流の黎明:1950-52年独仏の放送局による活動検証より
『文化政策研究』(日本文化政策学会)
学術雑誌
単著
8, 59-75
2015/03
田崎直美


西ドイツ成立(1949)直後のフランスの対独文化政策について、フランス国家影響下の放送局における芸術音楽活動の面より資料調査を行った結果、南西ドイツ放送局(SWF)がフランス現代音楽の宣伝に積極的であったこと、フランス国営放送局(RTF)とSWFの間で新たな仏独「文化交流」の実現が判明した。
6 フランス国営ラジオ局 (1946-54) による音楽を通じた国際文化交流
『人間文化創成科学論叢』(お茶の水女子大学)
大学・研究所紀要
単著
16, 235-243
2014/03
田崎直美


戦後(第四共和政期)のフランス国営ラジオ局を対象に、国際文化交流の視点から放送番組およびフランス国立管弦楽団の海外演奏旅行の実態について資料調査した結果、相手国との政治的な力学により交流の仕方は異なるものの、フランス現代音楽紹介が政策的に重要視されていたことが判明した。
7 フランス第四共和政前期(1946-54年)国営ラジオ局における音楽政策と戦争の記憶:フランス国立管弦楽団初演作品とその評価の考察より
『人間文化創成科学論叢』(お茶の水女子大学)
大学・研究所紀要
単著
15, 339-347
2013/03
田崎直美


戦後(第四共和政期)のフランス国営ラジオ局とフランス国立管弦楽団を対象に、芸術政策方針及び演奏レパートリーの特徴について検証した結果、戦争に関連する作品の上演は1947年頃に盛んであったこと、亡命作曲家ミヨーによる古典的形式の作品がパリ解放記念として受容された状況が判明した。
8 フランス・ラジオ放送児童合唱団「メトリーズ」la Maîtrise de la Radiodiffusion française: 設立初期(1945-49)の活動内容とその意義について
『人文科学研究』(お茶の水女子大学)
大学・研究所紀要
単著
8, 69-80
2012/03
田崎直美


戦後(第四共和政期)のフランス国営ラジオ局が新設した児童合唱団(「メトリーズ」)を対象に、活動内容とレパートリーを資料調査した結果、18世紀以前の音楽の見直しによるフランス文化再生、という音楽監督(H.バロー)の理念の反映が見受けられた。
9 フランスの戦後復興期における芸術音楽の役割:フランス・ラジオ局(Radiodiffusion Française (1945-49年))の音楽政策の検証より
『人文科学研究』(お茶の水女子大学)
大学・研究所紀要
単著
7, 99-111
2011/03
田崎直美


戦後復興期フランスの芸術文化政策研究の一環として、唯一の国営ラジオ局における芸術音楽政策について資料調査を中心に検証した。レジスタンス派が中心となって組織されていたが、政策内容は国民のモラル教育・愛国心の表明とともに外交への配慮が見受けられた。
10 フランス・ヴィシー政権時代(1940-1944年)におけるパリ市の音楽政策: 定期演奏会事業を中心に
『アートマネジメント研究』(日本アートマネジメント学会)
学術雑誌
単著
8, 18-27
2008/10
田崎直美


文化政策における地方のイニシアチブの一事例としてヴィシー政権時代のパリ市の音楽政策を取り上げ、第二次世界大戦前後のフランス文化政策史の流れの一側面を検証した。
11 フォーレの音楽を伝えた場: 国民音楽協会(1871-1939)と、その後のパリの音楽協会(-1939)」
『フォーレ手帖』(日本フォーレ協会会誌)
その他
単著
18, 16-29
2007/11
田崎直美


ベル・エポックの音楽史を、「演奏協会史」の立場から解釈、作曲家の作曲活動と演奏活動・社会活動との密接な関係を明らかにすることを試みた。
12 ヴィシー政権時代(1940-44年)におけるパリ市政と演奏会:パリ市芸術総監本部による音楽政策の検証
『人間文化論叢』(お茶の水女子大学人間文化研究科)
大学・研究所紀要
単著
9, 151-160
2007/03
田崎直美


第二次世界大戦時にパリ市芸術総監本部が企画した公開演奏会事業に関する政策を中心に検証した。これまでの研究では市政の視点は全く取り入れられていなかったため、本稿ではパリ市による音楽政策の特徴を、当時の国家による音楽政策との対照を通して考察している。
13 ヴィシー政権時代(1940-1944年)フランスにおけるオネゲル: 作品上演機会と政府関連機関との関係を中心に
『徳丸吉彦先生古稀記念論文集』(お茶の水音楽論集 特別号)
大学・研究所紀要
単著
55-65
2006/12
田崎直美


第二次世界大戦時フランス音楽界において最も作品上演された作曲家の一人オネゲルの、作品上演機会とフランス政府関連機関の関係に着目した研究。史料調査で新たに判明した実態を提示しながら、政府関連機関がオネゲルとその作品を政策に利用した状況考察を試みた。
14 占領下(1940-1944)パリの音楽界におけるドイツ当局の影響: 国立オペラ劇場連合(RTLN)の場合
『人文科学研究』(お茶の水女子大学)
大学・研究所紀要
単著
2, 83-96
2006/03
田崎直美


第二次世界大戦時パリの音楽文化に対して占領国(ドイツ)が与えた影響に関する研究。占領当局がフランスのオペラ座やオペラ・コミック座に対して行った干渉の実態を、史料調査とその他の資料情報の整理より具体的に検証した。
15 占領下(1940-1944)パリの演奏会状況:『音楽情報L’Information musicale』にみるプーランク作品の上演機会を中心に
『人間文化論叢』(お茶の水女子大学人間文化研究科)
大学・研究所紀要
単著
7, 59-70
2005/03
田崎直美


第二次世界大戦時パリの音楽文化状況に関する研究。フランスを代表する作曲家プーランクの演奏会用作品の上演機会について「政府助成団体」と「政府の助成を受けていない民間団体」に大別した上で検証した。
16 ヴィシー政権時代におけるオペラ・コミック座:フランス人作曲家による新作の検証と考察を通して
『音楽学』(日本音楽学会)
学術雑誌
単著
50/ 1, 27-39
2004/10
田崎直美


第二次世界大戦時パリの音楽文化状況に関する研究。オペラ・コミック座上演の新作の特徴を戦前の新作と比較しながら考察した結果、オペラ座以上にフランス政府の文化政策の影響を強く受けていることが判明した。
17 占領下 (1940-1944) パリ・オペラ座にて上演された新作の特徴の考察
『人間文化論叢』(お茶の水女子大学人間文化研究科)
大学・研究所紀要
単著
5, 67-78
2003/03
田崎直美


第二次世界大戦時パリの音楽文化状況に関する研究。パリ・オペラ座上演の新作の特徴を、戦前の新作と比較しながら、フランス政府の芸術政策との関連より考察した。
18 15-17世紀フランス詩に基づくプーランクの歌曲:音楽における様式変遷と擬古典的要素の考察を中心に
『人間文化論叢』(お茶の水女子大学人間文化研究科)
大学・研究所紀要
単著
3, 55-65
2001/04
田崎直美


楽曲分析および様式研究。プーランクの全歌曲作品を対象に分析と分類を行い、その中で古典詩を題材に作曲した作品がどのように位置づけられるかを考察した。
19 プーランクのバレエ曲《模範的動物》(1940-42) の考察:占領下フランスの政策との関連より
『お茶の水音楽論集』
大学・研究所紀要
単著
3, 28-48
2001/04
田崎直美


パリ・オペラ座上演用バレエ音楽の文化的・社会的背景に関する研究。作品の題材や音楽的要素に、当時のフランス政府の政策である「国民革命」の影響が見て取れることを示した。
20 F.プーランクの合唱曲『フランスの唄』に関する予備的考察 :原曲との比較を通して
『お茶の水音楽論集』
大学・研究所紀要
単著
2, 60-69
2000/04
田崎直美


フランス民謡に関する史料調査および楽曲分析。 調査より、19世紀後半よりナショナリズムを背景にフランスで盛んになった民謡収集の影響を受けていることが判明した。
21 F.プーランク作曲《酒の唄》《陽気な唄》にみられるシャンソン・ポピュレール受容
『音楽学』(日本音楽学会)
学術雑誌
単著
46/ 2, 114-128
2000/03
田崎直美


フランス民謡受容に関する一研究。当時の音楽学者による民謡収集傾向とは異なる民謡を、作曲家自らが発掘して用いた事実が判明した。
22 F.プーランク作曲《ロンサールの5つの詩》研究:ロンサール生誕400年記念との関連より
『人間文化論叢』(お茶の水女子大学人間文化研究科)
大学・研究所紀要
単著
1, 45-55
1999/03
田崎直美


20世紀初頭のフランス芸術音楽界における、17世紀フランス人詩人ロンサールの受容研究。自国の文化遺産 (詩)を当時の人がいかなる形式で扱ったのか検証した。
23 F.プーランクの音楽活動とマリー=ブランシュ・ド・ポリニャック:サロンにおける活動を中心に
『お茶の水女子大学人文科学紀要』
大学・研究所紀要
単著
51, 271-288
1998/03
田崎直美


20世紀初頭フランスの芸術音楽界にて大きな影響力をもちながらも従来ほとんど研究されていなかった貴族サロン文化に焦点を当て、作品の成立過程におけるパトロンの関与の在り方について具体的に検討した。
24 プーランクの歌曲における書法研究:“Trois Poèmes de Louise de Vilmorin”のメロディーラインの分析
『人間文化研究年報』(お茶の水女子大学人間文化研究科)
大学・研究所紀要
単著
21, 167-178
1998/03
田崎直美


ハインリヒ・シェンカーの理論とラ・ルー/大宮の理論を組み合わせることで、作品の特徴的構造を効果的に浮かび上がらせることを試みた楽曲分析研究。
25 私の推薦図書
『図書館便り』(洗足学園音楽大学附属図書館)
その他
単著
6/ 2, 2
2015/07
田崎直美



26 教育分野としての音楽学:音楽学への誘い
『お茶の水音楽論集』(徳丸吉彦先生喜寿記念特別号)
大学・研究所紀要
単著
15-16
2013/12
田崎直美



27 「フォーレと国民音楽協会」解説

その他
単著

2016/05



日本フォーレ協会第28回演奏会(会場:東京文化会館小ホール)曲目解説。
28 『フォーレ: ピアノ作品集』作品解説(CD)

その他
単著

2007/09
田崎直美


ピアノ演奏:徳丸 聰子,(2007年3月5日、3月6日録音),ALM Records コジマ録音, ALCD-7117.解説は日本語および英語にて執筆。
29 「フランシス・プーランク生誕100年記念演奏会」プログラム・ノート

その他
単著

1999/04
田崎直美


「フランシス・プーランク生誕100年記念演奏会」(1999年4月25日、上野旧奏楽堂)の曲目解説。