言語種別 |
日本語 |
発行・発表の年月 |
2023/03/31 |
形態種別 |
学術書 |
標題 |
子どもの権利保障と親の離婚 |
執筆形態 |
分担執筆 |
出版社・発行元 |
信山社 |
巻・号・頁 |
204-232 |
総ページ数 |
348 |
担当範囲 |
第9章 子奪取条約と<子どもの声> |
著者・共著者 |
嘉本伊都子 |
概要 |
「国際的な子の奪取の民事上の側面に関する条約」の実施法が 2014 年に施行 された。ハーグ条約とも呼ばれるが,「子奪取条約」と表記する。 子奪取条約実施法が施行された翌年の 2015 年に創刊された『家庭の法と裁 判』に,2022 年 8 月までに掲載された返還請求の判例を分析対象とし、その中から,〈子どもの声〉がうかがえるケース 5 つを抽出した。 国際結婚か否かにかかわらず、常居所地国での言語での聞き取りの必要性があることが明らかになった。また、子どもだけでなく,結婚移住女性が,つまり,なぜ母親が 11 歳前 後の子を連れ去ろうとするのかという点も理解を深めることが重要 である。オリエンタリズムを背景とした子奪取条約をマイクロアグレッションやインターセクショナリティの観点から論じた。 |
ISBNコード |
9784797293067 |